【キャッシュレス】「おつり」を知らない子供が急増 算数の教科書は「残高」「チャージ」に?

【キャッシュレス】「おつり」を知らない子供が急増 算数の教科書は「残高」「チャージ」に?

【キャッシュレス】「おつり」を知らない子供が急増 算数の教科書は「残高」「チャージ」に?

釣り銭 (おつりからのリダイレクト)
釣り銭(つりせん)とは、商品を買うとき、商品より高い額面の金銭で支払った場合に受け取る差額分の金銭。俗にお釣り(おつり)と呼ばれる。 釣り銭は、商品に支払われた対価の余剰部分を客に返すこと、およびこれによって支払われた金銭である。特に高額の紙幣などに対し、小額の紙幣および硬貨などの組み合わせによって差額と等しい所定の金額とされる。
9キロバイト (1,450 語) – 2021年8月11日 (水) 05:05

1 愛の戦士 ★ :2022/02/11(金) 19:28:09.85

マネーポスト  2/11(金) 15:00

算数の授業で「おつり」の概念がわからない子供が増えているという
 そのうち「おつり」という言葉は、算数の教科書から消えてしまうのか? 朝の情報番組『あさイチ』(NHK)で、「イマドキの子供には『おつり』の概念が無い」という内容が放送され、話題となった(1月31日放送)。キャッシュレス化が進むなか、紙幣や硬貨を使う場面が減ったため、小学校の算数の授業で「100円で35円のお菓子と45円のお菓子を買うと、おつりはいくら?」といった質問に「“おつり”って何?」と答えられない子が増えているという先生の声が取り上げられた。キャッシュレス化の進行とともに、教育現場の“常識”も塗り替えられていくのだろうか。

 今回の放送内容について、小学3年生の子を持つ40代女性はこんなふうに話す。

「自分自身が買い物の時に電子マネーを使うことが多くなり、たしかに子供はおつりに触れる機会が少ないかもしれません。同級生の子のなかには、スマホを持っていてお小遣いを電子マネーでもらっている子もいるようです。親がクレジットカードを使ってネットショッピングするのも当たり前のように見ていますし、そういう子は目に見える形での『おつり』を知らないかもしれませんね」

 コロナ禍もあり急速にキャッシュレス決済が普及しているなか、「現金」そのものを見る機会が少なくなり、結果として子供たちの「おつり離れ」が進んでいるというのだ。

 それでは、算数の教科書から「おつり」という言葉が今後消えていく可能性はあるのだろうか。現在、算数の教科書を出版している出版社は6社。主に小学2~4年生の教科書で引き算の計算問題が出てくるが、調べてみると「おつり」という言葉を使った問題文は少なかった。今後は「35円のお菓子と45円のお菓子を買うと、電子マネーの“残高”はいくらでしょう」「いくら“チャージ”をすればいいでしょう」といった言葉に変わっていくのか? 教科書や教材を出版する新興出版社啓林館に話を聞いた。

「実はそもそも教科書で『おつり』という言葉はそんなに使いません。たとえば『340円を持っていて150円の物を買いました』という問題では、『残りはいくらですか』という言葉を使っています。一方、『500円硬貨を持っていて150円の物を買いました』という問題の際には、『おつりはいくら?』となります。実際の買い物では、150円の物を買う時には500円硬貨を使ったり100円硬貨2枚で支払ったりと状況は様々ですよね。そのため、問題によって『残りはいくら』『おつりはいくら』と使い分けています。教科書を作るうえでは多少複雑な計算問題を出したいため、実際にはおつりを求める問題文は少ないのです。

 ですが、教科書の編集会議でこの話題が上がることがあります。会議には学校の先生にも参加していただくのですが、『最近は100円や500円硬貨を見たことがない子が少なくない』といった意見をもらうことがあります。そのため、現在はお金の計算の問題文の近くには硬貨の写真やイラストを添えるようにしています。

 とはいえ、子供たちが電子マネーやクレジットカードを使って買い物をすることが当たり前の社会にはなっていないと思うので、『おつり』が『残高』や『チャージ』という言葉に代わるかに関しては、まだしばらくはないかと思います」(編集担当者)

 社会のデジタル化に伴って、今後、学校教科書はどのタイミングでどのように変わっていくのだろうか。

https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/f75dab289958a9178cf2153d750d2410e3ce3e8e&preview=auto

続きを読む

続きを見る(外部サイト)

ニュースカテゴリの最新記事