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「報われない努力だったかもしれない。でも一生懸命頑張りました」4位・羽生結弦、夢の大技への挑戦に声震わせる
ショートプログラムでまさかの8位発進した2連覇中の羽生結弦(27)=ANA=はフリーで188・06点をマーク。ショートプログラムとの合計は283・21点となり、4位となった。フリーの楽曲「天と地と」にあわせ、演技の冒頭にクワッドアクセル(4回転半ジャンプ、4A)に挑んだ。成功すれば世界初の大技だったが、着氷には成功せず、転倒してしまった。羽生は94年ぶりの3連覇とメダルを逃した。
羽生は試合後、「全部出し切ったというのが正直な気持ちです。明らかに前の大会よりもいいアクセルを飛んでいましたし、もうちょっとだったなと思う気持ちももちろんあるんですけど、でもあれが僕のすべてかなって」と語り、「もちろんミスをしないということは大切だとおもいますし、そうしないと勝てないのは分かるんですけど、でもある意味、前半の2つのミスがあってこその「天と地と」という物語が出来上がっていたのかなという気もします」とフリーの演技を振り返った。
4年前に五輪2連覇を果たし、それでも4A挑戦のためにこの舞台に戻ってきた。夢の大技は成功はならなかったが、「一生懸命頑張りました。これ以上ないくらい頑張ったと思います」と言い切り、「報われない努力だったかもしれないですけど。確かにショートからうまくいかないこともいっぱいありました。今回、うまくいかなかったことしかないですけど。でも一生懸命頑張りました」と声を震わせた。
サンスポ 2/10(木) 14:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/c32cdd7aead3945fd42a2edba434186c38635154