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韓国代表「判定には神経を尖らせてる。我々は風が触れただけでも失格と話してる」←誹謗中傷の的に
寒さを吹き飛ばすような熱戦が続いている北京五輪でも、選手が“標的”となっているようだ。
現地時間2月5日、日刊紙『朝鮮日報』など複数の韓国メディアは、同国の男子スピードスケートで、開会式では旗手も務めたクァク・ユンギが、インスタグラム上で誹謗中傷被害に遭っていると一斉に報じた。
そもそも事の発端は、クァク・ユンギの言葉にあった。彼は大会直前に応じた韓国メディアのインタビューで「韓国の選手たちは中国に対する意識を少なからず持っている」と語り、こう続けたのだ。
「とくに中国がホームになった時のよそ者扱いは、僕も昨年10月のワールドカップの時に経験した。
選手たちの間では、風が触れただけでも失格になる可能性があるという話までするぐらい、判定に神経を尖らせている」
この発言が、中国のファンたちの心情を煽る形となった。現地時間2月4日に行なわれた開会式後に自身のインスタグラムを更新した彼のもとには、「歴史を学んでこい」「あなたより優れている」といった中国語で書かれたコメントが殺到。
『朝鮮日報』によれば、そのなかには韓国人男性を卑下する意味が込められた絵文字も多数寄せられたという。
もっとも、当の本人は、インスタグラムのストーリー(24時間で消える動画)で「僕は中国からこんなに応援されている」と皮肉交じりにコメント。
SNSでの過激な誹謗中傷にも意に介していない素振りを見せている。
ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f1cf547d691416bb808ccb6d70970994829bc51