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落合博満氏らの〝阪神ゆるキャン批判〟にチーム関係者が反論「矢野監督の方針が誤解されている」
東スポWeb
阪神のキャンプは球界OBから「練習量が足りない」と指摘されてきたが…(東スポWeb)
矢野政権ラストイヤーとなる阪神が、悲願の17年ぶりリーグ制覇へ向けて、質量ともに激しいトレーニングに連日取り組んでいる。元中日監督の落合博満氏ら複数の球界OBから、ことあるごとに「練習量が足りない」と指摘されてきたが、そんな〝ゆるキャン批判〟に「阪神のキャンプはむしろ厳しい部類に入る」と反論する声が球団内からは上がっている。
〝最重要強化指定選手〟佐藤輝への追い込み方は特に厳しい。キャンプ初日から内野ノックなどでみっちりと鍛え上げられており、時には「もうブレたんか! 去年の後半と同じや!」とコーチ陣からゲキが飛ぶ一幕も。宜野座名物としてすっかり定着した「Deathノック」「スリルティー」などの限界突破型過酷メニューも今後、練習メニューに組み込んでいく予定で「キャンプ土産として、ヘロヘロになって帰らせる」と井上ヘッドも腕をぶしている。
6日の紅白戦で先制ソロを放った佐藤輝は「練習をしっかり頑張っているからです」とを張った。過酷なメニューを連日消化しているという自負があるからこそ出た言葉だろう。
チームは4年連続で球団最多失策を記録。昨季終盤には佐藤輝を中心とした主力打者がガス欠を起こし、0ゲーム差の悔しすぎるV逸に直結した。その原因を「キャンプでの練習不足」と指摘する球界OBは多く、元中日監督の落合博満氏も昨季終了後からテレビ、ラジオなどの複数メディアで「阪神のV逸の原因は体力不足」「キャンプは体力の貯金をつくるところ。それを一番知っているのは(現・阪神ヘッドコーチの)井上一樹。中日でどういう練習をしたか知っている」といった趣旨の発言を連発し大きな話題を呼んだ。不本意ながら「阪神=ゆるキャン」のイメージは世間に定着してしまった感すらある。
だがセ、パ複数球団に在籍した経歴を持つ阪神のチーム関係者らは「矢野阪神のキャンプはむしろ他球団と比べて厳しい部類。特に若手選手への追い込み方は自分の前所属球団よりも格段に上」「スイング数やノックの質や量も阪神の方が厳しい」と声を揃える。
さらに「『厳しい練習を楽しむ』という矢野監督の考え方は『ヘラヘラと練習していて厳しさが足りない』という誤解を世間に与えてしまった。失策数が減らないこともあってイメージが悪くなったこともあるけど、それでも矢野さんが監督になってから3位、2位、2位と3年連続Aクラス。厳しいキャンプ抜きに残せる結果じゃない。落合さんの発言もそうだけど、阪神は本当に世間の風当たりが強すぎるよ…」とこぼす声もあった。
伝統的に周囲から〝叩かれやすい〟体質の老舗人気球団。矢野阪神の4年間が間違いでなかったことを証明するためには、今季こそ頂点をもぎ取るしかない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/39f05b4bb4eaf3e48b65c1d47d2e8020d6d8a548
そらそうよ
>チームは4年連続で球団最多失策を記録
に尽きると思うが