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阪神・矢野監督〝大願成就〟の鍵は左腕王国!他球団スコアラーは「相当厄介」と警戒
東スポWeb
藤浪と話す矢野監督。重視したのはブルペンだった(東スポWeb)
大願成就には「左でいくつ勝てるか?」も鍵を握る。阪神・矢野燿大監督(53)が3日に沖縄・宜野座キャンプの第1クールを総括。キャンプ直前に「今季限り」を表明し、その影響も注目されたが「やっぱりそれを表明したことで、より『毎日、大切なんだな』という気持ちで来ています」と、グラウンドを所狭しと動き回った。中でも長く居座ったスポットは投手陣が投球練習を行うブルペンだった。
今季は退団した守護神スアレスの代役擁立に加え、延長12回制復活で昨季より3イニング伸びた試合規定により、投手陣の層の厚みは昨年以上に求められる。救援陣のデキが阪神のペナントレースの行方を左右することになりそうだが、その一方で重点項目でもあるのが先発左腕の拡充だ。
今季はドラフト2位・鈴木勇斗(22=創価大)や同3位の桐敷拓馬(新潟医療福祉大=22)の2人の新人投手に加え、昨季中継ぎで39試合と経験を積んだ20歳の3年目・及川と、近年にはない左の先発タイプの面々が序盤から開幕ローテーション入りへ、アピール合戦を繰り広げている。
これに昨季新人で10勝を挙げた伊藤将司(25)や、手術明けでキャンプは二軍スタートも、昨季7試合で4勝2完封、防御率1・65の高橋遥人(26)も加われば、一気に厚みは増す。ただ、現段階で開幕枠の〝確定〟は伊藤将のみ。リーグ最多77勝の昨季も左不足は顕著で、先発左腕があげた勝利数15は、先発右腕の勝利数46の3分の1にも満たない。
セ他球団のスコアラーも「阪神に左の先発があと1、2枚出てきたら、相当厄介。3連戦で『右→左→右』や『左→右→左』の先発順になると打者の目慣れがかなり変わる。去年は1年間働いたのは伊藤将のみだったので。西勇や秋山とかが続いてくる分には、その心配はなかったけど、先発が左右のジグザグで組まれるようになったら、かなり打者はつらい。その日その日でまったく違う軌道に対応しなくてはならないのだからストレスは増えますよ」と話す。
ライバルも注視する虎の先発枠における左腕の割合分布。昨季、12球団一の77勝からの上積みを期す矢野阪神にとっては重要な要素となる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96a7b3d069e41ea8b31dbd09342eefa2bea331cd
引用元: https://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1643925727/