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北京五輪選手村の食事は「最悪」、韓国の選手から不満続出=韓国ネット「平昌五輪は絶賛されたのに」
ボブスレー・スケルトン韓国代表チームは2日、北京・延慶の国家スライディングセンターで本格的にトレーニングを開始した。そり競技では最も早く試合が行われるリュージュ代表チームは1日から走行練習を行い、トラックの感覚を確かめている。
ところが、選手からはトラックに関する話より選手村の食事に関する話が多く聞かれ、そのほとんどが「とてもまずい」と不満を示すものだという。
スケルトン男子の看板選手で平昌冬季五輪金メダリストのユン・ソンビンは、選手村の食事のレベルが「最悪だ」と訴え、「肉ばかりで豪華に見えるが、質が悪い。中国人は料理が下手なようだ」と話した。チョン・スンギも「油っこくて消化に悪い」「こってりした肉料理を避けているため野菜と穀物しか食べられない」などと話しているという。
延慶の選手村で生活する選手や韓国選手団役員らによると、選手村の食堂では中国料理だけでなく他のアジアの国の料理や洋食など多様なメニューが提供されているが、ほとんどが油っこい「中国風」にアレンジされているという。
延慶選手村で選手支援を総括するキム・ヨンビン韓国選手団副団長は「中国は料理がおいしいと聞いていたが、全ての料理を中国式にしたのは失敗だ」と指摘した。また、2020東京五輪のときのように大韓体育会が弁当を持参し選手らに配ることは中国の防疫規定によりできない状況だというが、「それでもパックご飯など韓国のインスタント食品を持参し、希望する選手らに提供している」と話したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「たしかに中国料理は油っこいから大変そう」「野菜ばかり食べていたら良いパフォーマンスができない」「中国料理は肉が多いし種類も豊富だけど、香辛料がきつい」「知り合いで中国に行って痩せて帰ってきた人が何人かいた」「キムチさえあれば全て解決なのに」「韓国の選手はキムチがないと力を発揮できない」など選手らを心配する声が寄せられている。
また「これも中国の戦略?」と疑う声や、「平昌五輪のときは食事に関するクレームはなかったよね」「平昌五輪のときは世界に絶賛された」「外国の選手たちは平昌五輪が恋しいだろうな」など韓国で開催された五輪と比較する声も。
一方で「気持ちは分かるけど、それくらいのことで騒ぐのはみっともない」「食事をしに行ったんじゃないんだから文句を言わずに食べるべき」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
RecordChina
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