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中日・立浪監督が寛大さ発揮 応援歌「サウスポー」の〝お前騒動〟ついに終止符
東スポWeb
懐の深さを見せつけた立浪監督(東スポWeb)
中日・立浪和義監督(52)が〝懐の深さ〟を見せた。
中日ドラゴンズ応援団が、このほど公式ツイッターで2019年途中まで試合中に使用していた応援歌「サウスポー」を今季から復活させると発表した。与田前監督(現球団エグゼクティブ・アドバイザー)からピンク・レディーのヒット曲を替え歌にした「お前が打たなきゃ誰が打つ」と選手を「お前」呼ばわりするのは「教育上好ましくない」と指摘があり、使用を自粛していた。
当時、この件はワイドショーやネットにも取り上げられるなど〝お前騒動〟にまで発展し、与田前監督は「不本意な方向にいっている。『お前』という表現よりは、シンプルに名前で呼んでもらえませんかというだけ」と困惑していた。
今回、応援歌「サウスポー」の「お前」が約3年ぶりに復活することを受け、立浪監督は「それが一つのファンの方の楽しみでもある。応援団の方が決めることで、われわれは応援してもらっている立場。別に自分はそんなに気にはしないですよ」と、さわやかに話した。
中日内でも当時から「そこまで気にしなくてもいいのでは。そもそも〝お前〟の語源はいいもの。そんなことを言い出したら『燃えよドラゴンズ!』の〝息の根止めて勝ち進め〟のフレーズは不謹慎だとか問題だらけでファンが応援できなくなってしまう。ちょっと過敏になりすぎだと思う」という声も出ていた。
それだけにチーム関係者は「〝お前〟と呼ばれることを気にせず、容認するなんて、やっぱり立浪監督は器が違うね」と持ち上げる。
PL学園高時代からスター街道を歩んできた立浪監督は「いろいろバージョンを増やしてもらえると、ありがたいかな。チャンスの時にそれだけではなくて、ほかにもいいものがあれば。また新しい応援も期待したいと思いますね」とも呼び掛けた。新指揮官からのリクエストとなれば「サウスポー」の復活ともどもファンは大喜びだろう。立浪竜の盛り上がりは、さらにヒートアップしそうだ。
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