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北京五輪モーグル男子・予選1回目 競輪と二刀流の原大智、杉本が決勝進出 堀島は上位10人に入れず予選2回目へ
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北京五輪は3日、あす4日の開会式を前に雲頂スノーパークでフリースタイルスキー・モーグル男子の予選1回目が行われた。前回の平昌五輪で銅メダルを獲得し、19年からは競輪との二刀流に挑んでいる原大智(日本スキー場開発ク)と杉本幸祐(デイリーはやしや)が上位10人に入り、5日の決勝に駒を進めた。金メダル候補の堀島行真(24=トヨタ自動車)と松田颯(しまだ病院)は予選2回目へと回った。
原は18年の平昌五輪で銅メダルを獲得後、19年に日本競輪選手養成所(滝澤正光所長)に入所。20年に「ルーキーシリーズ2020」でプロデビューし、同年5月16日広島競輪場で行われた新人戦の予選初日2レース目(出場7人)で、終盤に追い上げて3着だった。そしてデビューから13走目となった、いわき平競輪2日目1Rで初勝利を挙げた。
異例の二刀流に挑戦している原は安定した滑り、エアを披露し25・23秒でフィニッシュ。スピード14・73点、ターン47・3点、エア14・08点の計76・11点で8位。76・26点で6位の杉本とともに決勝進出となった。
そして金メダル候補として注目される堀島は74・40点の16位でまさかの予選1回目を突破できなかった。18位の松田颯とともに5日の予選2回目から決勝進出を狙う。日本勢の金メダルへ最大の障壁となる平昌五輪金メダリストのミカエル・キングズベリー(カナダ)は81・15点で貫禄の1位突破だった。