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北京五輪・オミクロン急拡大で各国スタッフの渡航断念続出! 食事も現地調達できず?
東スポWeb
MMCの食堂では全自動でロボットが調理している(東スポWeb)
4日に開幕する北京五輪を前に、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大が日本選手団に思わぬ悪影響をもたらしている。
かねて中国政府は「ゼロコロナ」を目標に掲げ、徹底した感染症対策を実施。大会組織委員会の趙衛東報道官は1日の記者会見で「パンデミックの影響が続いているが、われわれは計画通りに進んでいる」と安全性を強調した。
しかし先月15日には開閉会式が行われる北京市内で市中感染が初確認され、中国政府は人流抑制策を打ち出しているものの、懸念が高まっている。
そのため選手たちの道具をサポートするメーカー関係者らが北京への渡航を断念するケースが起きている。実際に北京行きを断念した関係者は「五輪に行くためにIDパスの申請までしたのですが、この状況下でサポートの人数を減らすことになりました」。また別の関係者からは「コロナの関係で行けなくなってしまいました」と失望の声も。選手への感染リスクを減らすためには仕方ないが、サポート体制が万全とはいかない可能性もないとは言い切れない。
さらに食事面でも弊害が出ている。ある大会関係者は「もともと選手たちの食材は現地でも調達できる予定だった。でも一般市民から隔離したバブル方式『クローズドループ』内での規制が厳しくなったことで現地で食材が調達できなくなった」と明かす。日本のみならず中国入りできない各国選手団の関係者が現地に滞在する関係者と連絡を取り、早急に対策を練っている状態だという。
大一番が間近に控えるが、選手たちのパフォーマンスに影響が出ないことを祈るばかりだ。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/0aba97705a9e9566b061ccdc882706d10fd3c632