阪神井上一樹ヘッド今季初の紅白戦で大山悠輔、佐藤輝明の４番起用を明かす「オレが決めたもん」

阪神井上一樹ヘッドコーチ（50）が3日、沖縄・宜野座キャンプの5日に行う今季初の紅白戦で、大山悠輔内野手（27）と佐藤輝明内野手（22）をそれぞれのチームの4番で起用すると明かした。

この日は雨のため予定していたシート打撃が中止となり、室内での練習となった。井上ヘッドは「紅白の4番が大山と（佐藤）輝明。白が大山で紅が輝明かな」と明言した。大山は白組の「4番三塁」で紅組先発の昨季10勝左腕、伊藤将と対戦。佐藤輝は紅組の「4番右翼」として白組先発の藤浪と対決する。

5イニング制で行われ、2人とも2打席は巡ってくる予定だ。矢野監督が今季の4番を争わせる2人をいきなり対決させる形となった。井上ヘッドは「オレが決めたもん。メッセージ的な感じで」と力説。マルテ以外の野手は全員出場する予定で、中堅の近本以外のレギュラーは白紙となっている中、激しいアピール合戦となりそうだ。