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阪神・藤川球児SAがキャンプ視察終了 今季限り退任表明の矢野監督は「成熟した人」
阪神・藤川球児SA(スペシャル・アシスタント)が3日、沖縄・宜野座一軍キャンプのチーム帯同を終え、就任4年目の矢野政権を支える面々を大絶賛した。
初日から3日間、投手陣を中心にチームをサポートし「とにかく全員のレベルが非常に高い。正直、12球団で一番じゃないかなと思います。選手たちが成長したいというのがすごく伝わってきますね」と、17年ぶりの覇権奪回を目指すチームに太鼓判を押した。
また、今季限りの退任を表明している矢野燿大監督(53)についても言及。今季の陣容に期待が持てる理由とその要因に「やっぱり矢野監督の存在は非常に大きいなと思います」と述べ、指揮官が過去3年間に施してきた選手たちの意識改革の賜物と評した。
指揮官とは現役時代からバッテリーを組んできた藤川SA。監督としての指揮官を「成熟した人」と表現し、こう続けた。
「まず人のいいところを見抜く力がある。それでいて、今を大事にする。そして人のいいところをみつけることができる人のことを『成熟した人』って…ってことは矢野監督なんです。読んで字のごとく。矢野監督を1年で失うことはタイガースとしてものすごく大きな財産を失うことになる。自分も含めたフロント、全ての部署ですけど、矢野監督から吸収して。どれだけのものを残したかは選手を見れば簡単に分かりますから」
これまでの功績に敬意を表しつつ、ラストイヤーにかける指揮官のバックアップを約束した。
東京スポーツ