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WRC王者セバスチャン・オジェ、ルマン24時間耐久レース初参戦を表明
発信地:パリ/フランス
https://www.afpbb.com/articles/-/3387967
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【2月1日 AFP】世界ラリー選手権(WRC)で通算8度の総合優勝を誇るセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が、6月のルマン24時間耐久レース(Le Mans 24 Hour Race 2022)に初参戦する。リシャール・ミル・レーシング(Richard Mille Racing)が31日、明らかにした。
トヨタ(Toyota)のドライバーとして昨季のWRCで連覇を果たしたオジェは、耐久レースやサーキットレースの道を模索するなど、今季はさまざまなレースに挑戦したいとしており、「わくわくしていると同時に、少しばかり恐れを感じている」とAFPの取材にコメントした。
チームによれば、38歳のオジェはFIA世界耐久選手権(WEC)のトップカテゴリーに相当するハイパーカークラスに次ぐLMP2クラスのシングルシーターを運転するという。
オジェは「素晴らしい経験になるだろう。幸先の良いスタートだ」と話し、「耐久レースで成功する可能性は現時点でとても低いだろうが、それは自分にとって望むところだ」と意気込んだ。
今季の計画では、オジェがトヨタのマシンでラリーに参戦する機会は限られるとしている。トヨタも耐久レースにエントリーしており、オジェは昨年11月に続いて前週にも同チームのハイパーカーでテスト走行を行った。
オジェはそのときの様子について「全ての周回で満面の笑みがこぼれる」としつつ、「だが、テストのサーキットで単独走行しているのと、トラフィックや大集団の中を進むのでは、まるで違う世界だ」と語った。(c)AFP