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【金融】韓国証券市場の時価総額、アジアで断トツの下落率(日本の2倍)に…1月だけで17兆円が吹っ飛ぶ
一方で韓国はこれら平均を大きく上回る10.77%の同下落率を示している。金額にして約17兆円が蒸発したことになる。
今年に入って国別時価総額増加率が最も高いのは、ペルー(14.32%)、コロンビア(12.40%)、チリ(11.31%)などだった。
主要国の中では、香港(1.66%)が増加し、英国(-2.00%)、日本(-5.00%)、中国(-6.05%)、ドイツ(-7.05%)、米国(-10.14%)などはすべて減少した。
韓国は時価総額が10.77%減っており、ロシア(-16.09%)、スウェーデン(-15.48%)、デンマーク(-13.84%)、オランダ(-13.04%)に続いて下落率5位を記録した。アジアでは圧倒的に下落率が高い。
ユ・スンチャンKB証券リサーチセンター長は「コロナ19直後の2020年超低金利環境でネイバー、カカオなどの成長株が注目を集めたが、2021年下半期から緊縮問題により魅力が半減し、今年に入る大型IPO(企業公開)による需給ショックが発生し、国内証券市場が他の国よりも多くの打撃を受けた」と説明した。
金額にして、1月の1カ月間で175兆ウォン(約16.7兆円)が消えた。先月29日に韓国取引所が発表したところによると、コスピ時価総額は2094兆8000億ウォンで、昨年末より108兆5000億ウォン(4.92%)減少した。
コスダック市場時価総額は446兆2000億ウォンから380兆2000億ウォンに66兆ウォン(14.8%)ほど減少した。
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、
「この国が証券市場のためにやってくれたことって何があるんだ…」
「韓国証券はいつまで後進的でいないとだめなんだ」
「株価操作しても召喚調査なしに過ぎていく国で株投資をやるだって?」
「機関投資家のやり方に問題がある。物的分割を厳格に救済しないと」
などのコメントがネット掲示板に投稿されている。