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巨人・原監督が〝アドリブ力〟で新庄監督を圧倒!うなぎとの格闘で〝違い〟を見せつけた
東スポWeb
うなぎとの格闘で周囲をうならせた巨人・原監督(東スポWeb)
ビッグボスにも引けを取らない「伝統芸」だ。巨人は1日から宮崎で春季キャンプをスタートさせ、原辰徳監督(63)が〝未知との遭遇〟を果たした。宮崎の豪華特産品が贈られる恒例の贈呈式では、自身初となるうなぎとのコラボが実現。捕獲困難なヌルヌル生物との対決を見事に制した一方で、球界の話題を席巻する日本ハム・新庄剛志監督(50)との〝違い〟には感嘆の声も上がっている。
新型コロナが再び全国に拡大する中、巨人の宮崎キャンプでは一軍と二軍、自主調整組が3か所に分かれてスタート。陽性判定を受けて合流できていない選手もいるが、原監督は「(今後に向けた)準備という点においてはいい形で入ってくれている選手が多いと感じました」と上々な手応えを得た様子だ。
いよいよ競争の火ぶたが切って落とされたが、選手のアピール以外で際立ったのは指揮官の「伝統芸」だった。例年、キャンプ初日には巨人を支援する「読売巨人軍宮崎協力会」からチームへの激励を兼ねて多くの特産品が贈呈される。今年も宮崎牛20キロなどが贈られたが、その中で原監督が披露したのは圧倒的な〝アドリブ力〟だった。
以前は伊勢エビを1尾ずつ両手に持ち、個性あふれる表情を浮かべて名産品のPRにもひと役買ってきたが、今年は新たに「宮崎産のハーブうなぎ」が登場した。手袋をはめた原監督はいけすの中のうなぎを見やるや、まずは「元気ないな」と〝挑発〟。すると、それまでおとなしかったうなぎが元気よく暴れだし、指揮官の手をすり抜けてグラウンドの芝生に落下してしまった。
ヌルヌルしたうなぎの捕獲に失敗してしまったものの、2度目の挑戦では両手でしっかりとつかみ上げ、周囲からは「おお〜」というどよめきと拍手がわき起こった。ちなみに、球団関係者によると「キャンプの贈呈式で原監督がうなぎとコラボしたのは初めて」だそうだ。
不慣れな相手、ましてや動きが読めない生き物とのコラボもいとも簡単に乗りこなす原監督には、宮崎の関係者も「さすが原監督です。ビッグボスは入念に準備をし、いろいろなサプライズを仕掛けていることもすごいですが、原監督の場合は何の準備もせずに〝ストーリー〟を完結させてしまう。うなぎを使って、ここまで面白くできる方は他にいないと思います」とすっかり脱帽だった。
新庄監督は1月31日に日本ハムのキャンプ地、沖縄・名護の選手宿舎周辺で前代未聞の2200発の花火をド派手に打ち上げ、世間を驚かせたばかり。うなぎとではスケールも規模も比較にならないものの、今回や獅子舞にかまれた際などにみせる原監督の〝芸〟は磨きがかかる一方。キャンプの主役は選手だが、ビッグボスにやられっぱなしでは終わらない。
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