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阪神糸原健斗、低くて硬い新ベースに「勢いで捻挫をしやすい」
阪神糸原健斗内野手(29)が沖縄・宜野座での先乗り自主トレでベースランニングを行い、今季から甲子園のプロの試合で使われる新しいベースの感触を確かめた。
従来より低く硬くなっており「やはり硬くなっているので、気を付けながらやっていきたい」と感想を語った。メジャーで主に使用されている米シャット社のベースで、すでに東京ドームでも導入されている。甲子園での昨秋の練習で試し、今キャンプでシーズンに備えていく。
低くなって故障防止につながるとされるが、糸原は「硬いので、オーバーランとかで勢いで捻挫などをしやすいと思う」と推測。慣れていないと、走塁でベースの内側を足で蹴って思わぬけがをする場合もありそうという。
「しっかりこの1カ月で確認しながら、気を付けながらやっていけたら」。二塁を守る糸原は併殺時のベースカバーなどでも慣れる必要がある。1軍キャンプでは木浪だけでなく、小幡、遠藤、高寺ら生きのいい若手とのポジション争いもある。「自分自身を追い込んで、今年はしっかりレギュラーを取って活躍したい」。誰にも明け渡すつもりはない。【石橋隆雄】