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ワシントン・ウィザーズ5連敗 八村塁は4得点 ゴンザガ大勢4人が同時オンコート モラントは34得点
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NBAウィザーズは29日、テネシー州メンフィスでロード3連戦の初戦となるグリズリーズ戦に臨んだが、95―115(前半41―63)で敗れて5連敗。25日のクリッパーズ戦では35点をリードしながら115―116で敗れていたが、この日は一度もリードすることなく最大27点差をつけられて敗れ、今季の成績は23勝26敗となった。
ウィザーズの“借金3”は今季最大。シーズン序盤は東地区全体の首位に立ったこともあったが、この日の黒星で東地区全体10位からホークス(23勝25敗)に抜かれて11位にまで順位を下げた。
今季10戦目となった八村塁(23)は10―26で迎えた第1Qの7分52秒にコートに入ったが、このときチームメートで新人のコーリー・キスパート(22)のほか、ドラフト同期でもあるグリズリーズのブランドン・クラーク(25)、さらに新人のキリアン・ティリー(23)も交代選手として出場したために、ゴンザガ大出身者4選手による“同時オンコート”となった。
2018年のドラフトで全体9番目に指名された八村は第2Q2分17秒、同年全体21番目に指名されたクラーク(指名チームはサンダー)がペイント内で試みたジャンプシュートをブロック(ブロックショットは今季3本目)。しかし18分の出場でフィールドゴール(FG)成功は4本中2本(うち3点シュートは2本とも失敗)で4得点と2リバウンド、2アシストにとどまり、ゴンザガ大時代にともにフロントコートを支えたクラークとの直接対決ではNBAデビュー以来、通算5戦全敗となった。
カイル・クーズマ(26)がチーム最多の30得点。今季チーム1位の23・6得点を挙げていたブラドリー・ビール(28)はFGを11本中2本しか決めることができず、12アシストを稼いだものの今季自身最少の9得点に終わった。ケンタビアス・コールドウェルポープ(28)は15得点、復帰8試合目で初先発となったセンターとトーマス・ブライアント(24)は4得点、キスパートは5得点にとどまった。
西地区全体3位のグリズリーズは3連勝で35勝17敗。球宴初選出となったジャー・モラント(22)がFGを27本中15本(うち3点シュートは8本中4本)を決めて34得点を稼げば、成長著しい2シーズン目のデズモンド・ベイン(23)も19得点。八村とマッチアップしたクラークは10得点、ティリーは6得点だった。
なおウィザーズは2月1日にバックス、2日に76ersと対戦する。
<八村の全オフェンス>
▼第1Q(出場4分8秒=2得点)
(1)8分50秒・左サイドから3点シュート=×
(2)9分20秒・左サイドから正面に回り込んでドライブ。ゴール下でシュート=〇
▼第2Q(出場6分25秒=2得点)
(3)1分20秒・左エルボー付近からキャッチ&シュート=〇(アシスト・ディンウィディー)
(4)2分2秒・左サイドから3点シュート=×
▼第3Q(出場2分9秒=シュート機会なし)
▼第4Q(出場5分38秒=シュート機会なし)