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「すべて僕だと受け止めている、打開したとき2022倍の称賛を」長友佑都、批判を歓迎
日刊スポーツ
日本対中国 後半、長友(左)と交代する中山(2022年1月27日撮影)
批判は大歓迎-。ワールドカップ(W杯)アジア最終予選ホームのサウジアラビア戦(2月1日、埼玉)を控える日本代表DF長友佑都(35=東京)が30日に取材に応じ、高まる批判を歓迎し「この状況を打開したときには2022倍の称賛をしてもらえたら」と笑顔で語った。
「すべて僕だと受け止めている」。左サイドから効果的な攻撃が少ない現状を率直に受け入れた。「僕が左サイドを制圧できれば、(右サイドのMF伊東)純也みたいに打開できれば、厚みある攻撃ができる。停滞しているのはすべて僕の責任、僕がやらないといけない」と、心境を語った。
中国戦では自身と交代して出場したDF中山雄太(ズウォレ)がアシストを記録しただけに、パフォーマンスへの批判は高まった。それでも「もっと批判されてもいい」と長友。かつてセリエAのインテルといった世界的強豪クラブでプレーしていた際には「世界中から批判がくるような状況だった」。それをはねのけることでタフに成長してきた。「代表を背負っている以上はダメなら批判されて当然。どんどん批判してもらって。この局面を打開したときに、2022倍の称賛をしてもらえたら」と、笑顔で力強く語った。
中山の台頭も「競争がないと人は慢心する。すばらしい状況」と歓迎。「若くていい選手が出てくるのは僕にとってもありがたい。長友はまだまだ成長できるなと思います」と語った。
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