阪神・才木が実戦復帰に意欲も焦りなし「球数は気をつけようと」トミージョン手術明け2年目

　一昨年の11月に右肘のトミージョン手術を受けた才木浩人投手が、現状とキャンプへの意気込みを口にした。「順調です。問題ないので、キャンプ入ってから実戦に入っていくと思うのでそこでしっかり感覚とか試していきながら戻せていけたらなと思います」。28日にはテレビ出演した平田2軍監督が2月12日の練習試合での実戦復帰を示唆。「どうなるか分からない」としながら「（キャンプの）最初から全体と一緒にBP（フリー打撃登板）だったり、シート（打撃）で投げていくと思うので。最初から投げろって言われても投げれる準備はしています」と力強くうなずいた。

　ここまで順調なリハビリ過程をたどっている右腕。だからこそ、慎重を期すことも忘れていない。「リハビリが明けたら制限はないとは思いますけど。制限ないとは言っても自分の中で球数は普段から練習だったり気をつけようと思っているので。いつも通り投げますけど、練習とかで球数減らしたり、今週投げすぎてるなって思ったらブルペン少なめにしたりキャッチボール少なめにしたりは自分の中でしようかなと思ってます」。着実に一歩を踏みしめ、実戦マウンドを目指す。