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【芸能】『笑点』大喜利メンバー、将来は落語家以外も? ナイツ待望論も浮上
1/30(日) 7:15配信
NEWSポストセブン
将来の『笑点』メンバーにナイツを推す人も
5年ぶりにメンバーの入れ替えがあった『笑点』の大喜利コーナー。5年後に舞台に立っているメンバーは誰か。有名落語家、評論家が「出る人」「入る人」を大胆予想する。(全4回の第4回)
1月23日に大喜利の新メンバーとして桂宮治(45)がお披露目され、視聴者の関心を集めた『笑点』。他のメンバーを見ると、最古参である林家木久扇(84)を筆頭に、三遊亭好楽(75)、三遊亭小遊三(74)、三遊亭円楽(71)、春風亭昇太(62)、林家たい平(57)と、70代以上が実に4人。高齢化は否めない。
将来の『笑点』の大喜利は、いったいどんな顔ぶれになっているのか。
落語界以外からの起用も考えられる。過去の『笑点』では、2代目司会者をタレントの前田武彦が、3代目司会者をコメディアンの三波伸介が務めた。落語評論家の広瀬和生氏はこう語る。
「司会に関しては、将来的に落語家以外が抜擢される可能性はある。三波さんが司会をやっていた時代が最も安定した進行だったし、歌丸さんが降りた時も、タモリさんなどのタレント起用を予想した人もいた。今後、もし昇太が司会を降りることがあれば、後任はお笑い芸人がやると収まりが良いかもしれません」
そこで名前が挙がるのが、お笑いコンビのナイツだ。学生時代に落語研究会に所属した元NHKアナの雨宮萌果氏(現在はフリー)、さらにヨネスケは共にナイツの塙宣之を推す。
「ナイツさんは寄席で落語家と一緒にライブもしているので適任」(雨宮氏)
「とくにボケの塙宣之(43)は落語の知識も豊富だし、いい回し役になるはず」(ヨネスケ)
56年もの長寿を誇る『笑点』を、落語家のヨネスケは同じく長寿アニメ番組の『サザエさん』になぞらえてこう語る。
「『笑点』の大喜利は磯野家と同じなんだよ。一種のきょうだいゲンカみたいなもので、サザエとカツオがケンカしていたら、ワカメが止めに入る。『笑点』の場合は、そこに他のきょうだいや親戚も絡んできて、丁々発止の掛け合いをするわけです。だから、きょうだいの性格はみんな違ったほうが面白い。
これからも時代の変化に合わせると同時に、笑点らしさを受け継いでくれるようなメンバー選びをしてほしいね」
5年後の大喜利で、重ねた座布団の上にデンと座っているのは誰か。
(了。第1回から読む)
※週刊ポスト2022年2月4日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e4019991432fcf90af898cd1c27c95105086b57