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渋野日向子の米デビュー戦と国内開幕戦が “バッティング” 国内ツアーへの打撃を心配する主催者も
東スポWeb
今季から米ツアーに挑戦する渋野(東スポWeb)
〝渋野ロス〟は起こるのか――。女子ゴルフの渋野日向子(23=サントリー)は、米ツアー「HSBC女子世界選手権」(3月3日開幕、シンガポール)で今季初戦を迎えることになった。
昨年12月の米ツアー最終予選会で20位に入ってツアーメンバーの資格を得た渋野が、本格参戦でどのような戦いぶりを見せるか注目を集める。特にツアーメンバーとしてのデビュー戦は、なおさらだろう。さらに日本との時差がわずか1時間のシンガポール開催とあって、リアルタイムで戦況を追えるファンが時差の大きい米国での試合より増えるのは間違いない。
そんな〝ビッグトーナメント〟は、国内ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(3月3日開幕、沖縄)と同週開催。ある大手広告代理店関係者は「わかっていたこととはいえ、渋野選手が国内の試合にほぼ出られないことで、試合の盛り上がりに影響が出るのか気にしている主催者もいます。デビュー戦と国内開幕戦がかぶったことで、それがどれくらいになるのか、一つの目安になるかもしれません」と指摘した。
渋野がいきなりの大活躍を見せれば、話題を持っていかれてもおかしくはない。ただ、国内ツアーには渋野と同じ黄金世代の勝みなみ(23=明治安田生命)や原英莉花(22=日本通運)をはじめ、下の世代にも昨季の賞金女王で東京五輪銀メダルの稲見萌寧(22=都築電気)ら人気選手がひしめくだけに、大打撃には至らない可能性もある。
それでもゴルフ界きっての人気者が不在となる影響は〝ゼロ〟というわけにはいかなそうだ。
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