中国国連大使、ロシアのウクライナ侵攻の可能性に「五輪休戦決議守って」

中国が国際社会に「五輪休戦決議」の順守を促した。

２７日の人民日報によると、中国の張軍駐国大使は２５日、「市街戦中の民間人保護問題」を主題にした国連安全保障理事会の公開弁論会の席上、五輪休戦決議の順守を促した。

張大使は「休戦を実現するのは政治的解決の第一歩。昨年１２月に国連総会が『北京冬季五輪休戦決議』を通過させた時に１７３カ国が共同提案をしたのは衝突当事者の休戦を望む国際社会の政治的共感を示したもの」と話した。

張大使は続けて「中国は各国と衝突の当事者にこの休戦の伝統と連帯の決議をしっかり順守し、北京冬季五輪を契機に対話で溝を解消し、対立を協力に変え、国際社会の平和定着と一致団結の決議を見せることを強く訴える」と強調した。

先月の国連総会で採択された北京冬季五輪休戦決議によると、五輪開会の２月４日の７日前に当たる１月２８日から、パラリンピック閉会の３月１３日の７日後に当たる３月２０日まで、すべての国連加盟国は戦争を中断しなければならない。ロシアもこの決議に対する支持を表明している。

中央日報
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/287190