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W杯アジア最終予選・中国戦 日本代表の森保監督「チーム一丸となって戦って、日本の総合力で勝利を掴み取りたい」
森保一監督はオンラインで行われた前日会見で「ホーム日本で試合ができるということで、尽力してくださったみなさんに感謝申し上げます」と述べ、「カタールW杯に向けて、自動出場権を獲得するためにもホームで勝利を掴み取りたい」と意気込み。24日の始動から急ピッチの調整となったが、「与えられた時間の中で、選手は最大限努力しているし、チームとしても短い時間だが、試合に向けていい準備ができている」と手応えを語った。
今回の活動ではキャプテンのDF吉田麻也(サンプドリア)、DF冨安健洋(アーセナル)のCBコンビが負傷のため不在。「これまでのわれわれの代表活動の中で、吉田麻也、冨安健洋がチームにもたらしてくれた貢献度は非常に大きいものがあると思う。そういった意味では麻也、トミが今回の代表戦に参加できなくなったことは残念だが、一番痛い思いをしているのは本人たちだと思う。
まずは怪我が治って充実したプレーができるように彼らの回復を願いたい」と思いを寄せた指揮官は代役選手に対して「彼らは普段から所属チームで存在感を発揮して力のあるところを見せてくれているのでこの代表に参加してもらっている。自信を持って思い切ってプレーをしてほしい。誰かが欠けたから戦力が落ちたとかではなく、日本にはたくさんいい選手がいる。中国戦に向けてプレーできる選手が、チーム一丸となって戦って、日本の総合力で勝利を掴み取りたい」と期待を寄せた。
対戦相手の中国はFIFAランキング74位。26位の日本にとっては格下だが、昨年9月の前回対戦では1-0の辛勝と苦戦を強いられた。
また今回はリー・シャオペン新監督が就任したばかりで、強力な帰化選手の来日も難航するなど実力は未知数。森保監督は「前回は中国がリトリートした戦いを仕掛けてきたことはあるが、同じような戦いでくるかどうかは監督が代わった中でわからないし、監督が変わって第1戦ということでかなりの高いモチベーションで試合に臨んでくると思う。
彼らがアグレッシブに戦ってくることも想定しながら試合に向けて気持ちの部分、戦術的にも準備をしたい」と警戒した上で、「攻撃の優先順位ではこれまでやってきたことを明日の試合の状況の中で発揮してもらいたい。ボールを奪った瞬間、相手のゴールに向かえるのであれば素早くカウンターを仕掛けるということ。それができないのであればボールを握りながら相手の背後を突いていく、前線で起点を作る。
相手が中央を締めてきたらサイドからの攻撃を仕掛けて、サイドを崩しにいく。状況に応じて使い分けてもらいたい。前回の対戦はクロスから得点を奪ったが、その攻撃パターンもしっかり持ちながら、中国がどういう守備の戦術をとってくるかで臨機応変に対応できるよう、選手たちには考えながらプレーしてほしい」と展望を述べた。
ゲキサカ 1/26(水) 17:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1a48faf1dce5c185dddc441a9c1743fdca08d41