阪神ウル虎イエローユニ発表　昨年話題の虎の目も　歴代デザイン組み合わせ

阪神は26日、恒例の夏イベント「ウル虎の夏2022」で着用する「ウル虎イエローユニホーム」を発表した。

13年からスタートしたウル虎の夏は、今季で節目の10シーズン目となる。今年のユニホームは過去9年で着用してきた歴代ウル虎ユニホームを組み合わせたデザインとなった。

14年に採用した緑も一部に入り、昨年奇抜なデザインで話題となった虎の目が今年もにらみを利かしている。

着用モデルとして昨季最多勝と最高勝率の2冠を獲得した青柳晃洋投手（28）と今季から主将を務める坂本誠志郎捕手（28）が会見に参加した。

青柳は「過去9年のが入っていると聞いて、ちょっと伝統があるかなと思う。本当に斬新。昨年に引き続き虎の顔が入っているところがいい」と気に入った様子。坂本は「結構、ヤギ（青柳）は似合っているんじゃないかなと思います。まあ、元がいいので、似合っています」と、女房役らしく開幕投手候補右腕の着こなしをほめた。

青柳が坂本のユニホームに着くキャプテンマークについて「重みは？」と聞くと坂本は「素材が軽いので」と笑った。チーム最年長糸井嘉男外野手（40）がオリックス時代の15年に初めて主将になった時に問われた時の伝説の答えを即座にマネをして、軽妙なトークを見せた。

昨年、ウル虎ユニホームを着用した7月12日DeNA戦では3点差で迎えた9回に大山のサヨナラ安打など一気に4点を奪い大逆転勝ちを収めた。2人は「ファンと選手が一体となって甲子園で暴れたい、勝てるように」と、今季も普段以上に黄色に染まる7月の甲子園での大暴れを誓った。

今年は7月12日～14日の巨人3連戦、7月15日～17日の中日3連戦の計6試合で開催され、試合開始2時間後までに入場し入場券を持つ全員に同デザインのオリジナルジャージーが配布される。