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【韓国】金炳旭議員、「独島に防波堤を築き、領土主権を強化すべきだ」
▲ 独島防波堤の鳥瞰図。
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国民の力のキム・ビョンウク(金炳旭)議員(浦項南区・鬱陵)議員は、独島(トクド)防波堤の建設が絶対に必要であると明らかにした。
キム議員は去る22日、日本大使館がムン・ヂェイン(文在寅)大統領のソル(旧正月)のギフトに独島の絵が描かれているとして受領を拒否した中、「独島の領土主権強化のため、独島防波堤の建設が必要である」との主張をした。
独島を地方区の置いているキム議員は、「日本が青瓦台(大統領府)のギフトを返し、 “史実と国際法を理由に独島は日本固有の領土である” と主張した」とし、「鉄面皮を用いたまま(厚顔無恥で)非常識な発言を繰り返す日本をこれ以上見過ごせない」と強く糾弾した。
独島防波堤は独島の接岸施設を構築し、独島への訪問客が一年中いつでも入島できるようにする事業で、去る2009年の基本計画が樹立して2012年に実施・設計作業まで完了したが、日本との外交的摩擦の懸念と安全・環境問題で中断している。
キム議員は、「鬱陵島(ウルルンド)への訪問者が毎年増加していて、訪問者の大半が独島の入島を希望している」とし、「だがしかし、劣悪な独島の入島環境によって、数多くの観光客が未練をを残したまま足を運んでいるのが実情だ」と明らかにした。
実際に昨年、独島に入島ができる日は150日に過ぎなかった。また、入島が可能であると判断されて独島に出航しても、接岸が困難で入島できなかった観光客も年間で3万人余りに達する。
鬱陵島は昨年、2万トン級の大型旅客船の就航で一年中安定的な入島が可能となり、2025年の鬱陵空港の完工で空の便が開通する予定である。
これに鬱陵邑(ウルルンウプ)と慶北(キョンブク)教育庁は、独島を訪問する学生が滞在できる独島教育院の建設も準備するなど、鬱陵島と独島の訪問者を迎える準備を進めている。
キム・ビョンウク議員は、「独島を踏むことが独島愛好と独島守護の初歩であるだけに、学生から始まり、全ての国民が独島を訪問できるようにすべきである」とし、「そうするために、一年中安定的な入島が可能になるよう、独島防波堤の建設が絶対に必要である」と強調した。
引き続き、「在韓日本大使官が日本の独島領有権を主張して、大統領のギフトを返送したが、青瓦台が全く立場を明らかにできないのは恥ずべきことだ」と批判して、「政府は速やかに独島防波堤を築き、独島の実効的支配を強化して、独島が大韓民国の大切な領土であることを知らしめるために、さらなる努力をすべきである」と話した。
NSP通信(韓国語)
http://www.nspna.com/news/?mode=view&newsid=551449