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【韓国大統領選】“薄毛は大票田” 1千万人の薄毛人の動向は? 各候補「薄毛対策公約」超えるインパクト出せず
1月4日、与党「共に民主党」の候補、李在明氏は自身のYouTubeチャンネルで「李在明は植えるぞ!」と宣言。脱毛治療の健康保険適用を公約に掲げた。
これに対し、李氏の最大のライバルである野党「国民の力」候補、尹錫悦氏は「亡国のポピュリズム(大衆迎合)だ」と批判。さらに、第二野党「国民の党」の候補である安哲秀氏は、脱毛治療薬の価格引き下げを公約に掲げるなど、「薄毛」を巡るアピール合戦が繰り広げられている。なぜ、韓国で薄毛対策論争が白熱しているのか。
「現代の韓国では、“薄毛は大票田”と言えます」
そう指摘するのは、コリア・レポート編集長の辺真一氏だ。
「この公約は実に巧妙です。今回の大統領選は、“前代未聞の大接戦”だと言われていて、シーソーゲームのような支持率は尹氏が李氏に対してわずか2ポイント程リードするのみ。韓国の有権者が約3300万人で、李氏はその2%、約66万票を積み増せば勝利に届くわけです。現在、韓国の全人口の5分の1にあたる約1000万人が薄毛に悩んでいるとされる。ということは、“薄毛が大票田”なのです(苦笑)」
激しい競り合いのなかで、「李氏は“美味しい票田”を見つけられたのでは」と辺氏は続ける。
「一見すると奇想天外な公約ですが、李氏が選挙スローガンに掲げている“小さくても確実な幸せ”にそぐう。あとは財源の問題ですが、韓国の健康保険の年間予算は約7兆円。対して、昨年1年間の薄毛治療の規模は約100億円でした。その7割を保険でカバーするということなので、予算の見通しは立っているのでしょう。李氏は自らの策が奏功したと思っているでしょうし、他の候補がこれを超えるインパクトを出せていない」(以下ソースで)
1/25(火) 16:15配信 NEWSポストセブン
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff1e5e756a4c884b52dafa5d3b2b3a87da39220d