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米国株は「スーパーバブル」、暴落が進行中 「大混乱はいつでも始まり得る状態」「米史上最大の富の下落を経験する可能性」
グランサム氏は20日、GMOのウェブサイトに掲載したリポートで、米国株は「スーパーバブル」の状態にあるとし、そうしたバブルは過去1世紀で今回を含めて4回しかないと指摘。1929年の大暴落、2000年のドット・コム・バブル崩壊、08年の金融危機と同様に今回のバブルも確実にはじけるとし、主要株価指数は統計上の標準値ないし、それ以下の水準に下がると予想した。
同氏によれば、S&P500種株価指数は2500となる見通し。これは19日終値を約45%程度、1月初めに付けた最高値を48%それぞれ下回る水準だ。今月すでに8.3%下落しているナスダック総合指数は、今後さらに大きく下げ続ける可能性があるという。
グランサム氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「1年前の時点では、私は今回のバブルに関して2000年のハイテクバブルや日本のバブル、07年の住宅バブルほどの確信は持っていなかった」と指摘。「大いにあり得るとは感じていたが、確信に近いと言えるほどではなかった。現在では、今のバブルについてほぼ確信している」と述べた。
同氏の分析によれば、証拠は豊富に存在する。問題の最初の兆候は、投機的な取引で買われていた銘柄が多く下げ始めた昨年2月だという。キャシー・ウッド氏のアーク・イノベーションETFは同月以降に52%下落している。また強気相場で通常アウトパフォームするラッセル2000指数は、2021年にS&P500種のパフォーマンスを下回った。
グランサム氏は、バブル後期を示唆する「投資家のクレイジーな行動」が見られると指摘。ミーム銘柄のほか、電気自動車(EV)銘柄を買いあさる動き、ドージコインなど意味不明な暗号資産(仮想通貨)の台頭、非代替性トークン(NFT)の取引急増を挙げた。
さらに「スーパーバブルの全段階のチェックリストが完了し、大混乱はいつでも始まり得る状態だ」とし、「悲観論が市場に戻れば、米史上最大の富の下落を経験する可能性がある」と語った。
1/21(金) 5:09配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3be0c811723430c0c0e2e9774a223b87ef08180
★1:2022/01/21(金) 19:12:06.43
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1642804218/