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【中国メディア】韓国メディアがまた文化的挑発、今度は日本と「妖怪」の奪い合い
環球網の記事は「日韓の間ではこれまで数々の文化面での論争が繰り広げられてきた」とした上で、韓国メディアの報道をきっかけに今度はこの2国が「妖怪」を奪い合う事態に発展していると報じた。
発端は韓国紙・朝鮮日報が18日付で掲載した「英雄よりも魅力的な悪役…『K-妖怪』を知っていますか」と題する記事のようだ。朝鮮日報の記事は、「妖怪の国と言えば日本であり、ポケモンから妖怪ウォッチまで数々の妖怪アニメはいずれも日本のものだ」とする一方、韓国にも妖怪は存在すると主張。韓国古典小説研究者のイ・フナム氏がこれまで77の韓国の古典小説の中から158種の妖怪を発見したことを挙げた。
また、人をだますキツネやサルの妖怪、空を飛び美女をさらう金のブタの妖怪、背丈が15メートルあり6本の腕を持つイチョウの妖怪などを紹介した上で、「日本の妖怪が善悪の概念がない存在であるのに対し、『K-妖怪』は明らかに悪の化身だ」とその違いを説明。一方で「単なる邪悪な存在ではなく、当時の人々の欲望と想像力が具現化されたものであり、人間の姿が投影されている」とも指摘した。
同記事は「韓国の妖怪には致命的な欠点がある。人間と距離を置いて巣穴にこもるため社会性や共感能力が不足している。しかし、時に家父長制度に反発したり、嫉妬心を見せたりするなど、人間距離も人間的な面を見せる。妖怪は英雄よりも魅力的な悪役になることが多い」とも説明している。
これについて、環球網の記事は「朝鮮日報の記事はネットを通じて日本にも投稿され、物議を醸している」と説明。日本のネットユーザーの反応として「『K』を付けないと自信が持てないのか」「日本のものをコピーして頭に『K』を付けて起源を主張する」「妖怪ウォッチの起源を主張してくるぞ」「韓国のパクリ文化、日本か中国をパクるしかない」といった声を紹介した。
また、「中には妖怪の由来について述べる日本のユーザーもいた」とし、「元ネタは中国っぽい」「日本にもインドや中国をルーツに持つ妖怪はいるが日本風に変化してなじんでいる。一方、韓国は中国文化そのままで独自の文化ではなく、文化不毛の地だ」といったコメントが書き込まれていることを伝えた。(翻訳・編集/北田)
RecordChina
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