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「こいつは一大事だぞ」ジョコビッチにさらなる批判噴出…国外退去時の機内で”あごマスク”姿が激写されネット上で拡散
https://www.chunichi.co.jp/article/403063
オーストラリアへの入国ビザ(査証)が適正でないとして再び取り消され、国外退去となった男子テニスの世界ランキング1位、ノバク・ジョコビッチ(34)=セルビア=が、新たな批判の矛先を向けられた。16日、豪州からドバイ経由でセルビアに帰国したが、機内でマスクをせず、いわゆる“あごマスク”姿で雑誌を読んでいる姿を乗客に激写され、ツイッターなどで拡散されている。18日、コロンビア紙セマナなどが報じた。
写真は、ビジネスクラスで1列前に座っている男性が、斜め後ろのジョコビッチを撮影したとみられる1枚だ。機内はマスク着用が義務付けられており、同紙は「ジョコビッチは世界にチャレンジし続ける。機内でマスクをせず、またも安全プロトコルを無視。彼はワクチン未接種で、明らかなコロナのターゲットなのにだ」と批判した。
ただし、写真では右半身が写っておらず、SNSでの擁護派は「右手にドリンクやスナックを持っているかもしれないだろう」「フライトは14時間、写真は1秒。残る13時間59分59秒の間に、他の証拠は?」などと反論。一方の反対派は「おい、ラコステ(ジョコビッチのスポンサー企業)、こいつは一大事だぞ」などとやゆした。
ジョコビッチは5日、豪メルボルン空港で入国を拒否され、隔離ホテルに滞在。ビザが適正でないとされた理由は「昨年12月にコロナ感染し、免疫獲得を理由に新型コロナウイルスのワクチン接種免除を受けた」との主張が認められなかったため。いったん入国拒否は取り消されたが、その後に入国審査書類の虚偽記載や陽性判明後の取材対応などが発覚。豪政府は調査した上でワクチン未接種を確認し、再び入国許可を取り消し。国外退去を命じ、豪連邦裁判所もこの決定を支持した。