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第40回全国都道府県対抗女子駅伝 “フワちゃん”不破聖衣来、13人抜きの区間新「前にいる選手をひたすら追いかけて」
◆陸上 第40回全国都道府県対抗女子駅伝(16日、たけびしスタジアム京都発着=9区間42・195キロ)
新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となった大会で、昨年12月に初めて走った1万メートルで日本歴代2位の30分45秒21を出した不破聖衣来(せいら、拓大)は、群馬代表として4区(4キロ)に出場。22位でタスキを受け取ると、区間新記録となる12分29秒の快走で9位でリレーした。
愛称“フワちゃん”の大学1年生は、昨年12月30日の全日本大学女子選抜駅伝の最長区間5区(10・5キロ)で10人抜きで驚異的な区間新記録を樹立した。この日は体調を考慮されたこともあり、3キロの3区、8区に次ぐ短い区間に出場。最初の1キロで3人を抜くと、異次元の走りで順位を上げた。
これまでの区間記録は18年大会で広中璃梨佳(現日本郵政グループ)がマークした12分32秒だった。不破は「前にいる選手をひたすら追いかけて、こういう記録を出せてうれしかった。今年は(7月開幕の)世界選手権に出場できるようにしたいです」と話した。
最終9区(10キロ)には、30日の大阪ハーフマラソンで現役引退する福士加代子(ワコール)が青森代表、東京五輪1万メートルで7位に入賞した広中璃梨佳が長崎代表、同五輪でマラソン8位の一山麻緒(ワコール)が鹿児島代表で出場する。
報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfb19b257942b489550a7365497207fabc1d8169
不破聖衣来
https://i.imgur.com/QSsSVML.jpg