あわせて読みたい
阪神・佐藤輝明 ドカベンは野球の“教材” 漫画キャラになれるよう「頑張ります」
阪神・佐藤輝明内野手(22)が17日、漫画家・水島新司氏の逝去を悼んだ。代表作「ドカベン」は自身も子供の時から親しみのある作品。鳴尾浜で取材に応じ「なんと言うんですかね…。残念です」と声を振り絞った。
好きなキャラクターは数々の秘打で有名な殿馬一人。曲芸打ちのシーンを思い浮かべながら「あれはできないです(笑)」と少しだけ頬を緩めた。「ルールの盲点とか勉強になる。野球人にとっても面白い話だったんじゃないかなと思います」と野球の奥深さを学ぶ“教材”でもあった。
同作品には実在するプロ野球選手が多く描かれた。報道陣から活躍して漫画になるような選手になりたいか?と問われた佐藤輝は、また微笑を浮かべて「そうですね。頑張ります(笑)」と答えた。
プロ1年目の昨季は歴代新人左打者最多の24本塁打をマーク。強烈なインパクトを残したが、まだまだ満足していない。今年は天国で野球界を見守る水島氏を驚かせるような、そんな1年にする。