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阪神小野寺暖が大山を“コピー”中「こんなところまで気を使って生活を」
阪神小野寺暖外野手(23)は、外野のレギュラー奪取へ大山を“コピー”中だ。大山、梅野らとの沖縄県内での自主トレに、プロ3年目で初参加。昨年のウエスタン・リーグ首位打者は「積極的に質問をして、たくさん(知識、情報を)得ようと思う」と貪欲だ。
打撃練習での飛距離の伸ばし方や、ウエートトレーニングなど、技術面のスキルアップだけでなく、戦闘ボディーの作り方にも目を向けている。「薬局とかに一緒に買い物に行ったりして」主砲の買い物カゴの中身を観察。ストレッチ用の器具や体作りのための食品を買い込む姿も参考にしている。「こんなところまで気を使って生活されているんだ、というのはあらためて実感しました」。さっそくヨーグルト食品や脂肪燃焼に役立つサプリなどを買い込んだ。
ただし、大山のグラウンド内外の姿勢を見習っても“完コピ”はしない。「昨年は大山さんと同じ型のバットを使ってたんですけど、今年はちょっとだけ細くして自分なりに変えてみました」。アレンジを加えた上で、大山から「もうちょっとくり抜いたりしたらいいのでは」と助言をもらったという。一緒に過ごす時間から、定位置獲得への準備を整える。【堀まどか】