あわせて読みたい
【1000年に1度】大噴火か 前回の大規模噴火は西暦1100年ごろ
トンガ噴火に伴う衝撃波で津波発生か、「日本付近で波が集積」…今村文彦教授が分析
(出典:読売新聞オンライン) |
2022年のフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山の大規模噴火(2022ねんのフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイかざんのだいきぼふんか)は、現地時間の2022年1月15日17時ごろ(UTC+13)に南太平洋、トンガのフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山で発生した海底火山の大規模噴火である。噴火の
35キロバイト (4,011 語) – 2022年1月16日 (日) 09:40
|
https://www.jiji.com/sp/article?k=2022011600183&g=int
「1000年に1度」の大噴火か トンガで通信寸断、被害把握難航
【シドニー時事】南太平洋の島国トンガ付近の海底火山で15日に起きた噴火で、同国や周辺諸国のほか日本や米国など太平洋沿岸の広範な地域に津波が押し寄せた。トンガは通信インフラが遮断され、被害の把握や安否確認が難航。噴火した火山は昨年12月ごろから活動が活発化しており、一部の専門家は「1000年に1度」の大規模噴火との見方を示している。
噴火したのは、トンガの首都ヌクアロファの北方約65キロにあるフンガトンガ・フンガハアパイ火山。報道などによれば、噴火の地響きが数分にわたり続き、火山灰や煙などが上空に噴き上がった。噴火による衝撃波は約1万キロ離れた米アラスカ州にも伝わったという。
トンガ全土に津波警報が発令され、SNS上では津波が建物を襲う様子や、避難する人々の車で渋滞が起きた様子が伝えられた。バヌアツでは最大2.5メートルの津波が報告されたとの情報がある。
ニュージーランドのアーダーン首相はフェイスブックで「(トンガとの)通信が難しくなっている」と懸念を表明。支援に向けて政府で協議していると明らかにした。
ラジオ・ニュージーランドによると、この火山について専門家は、900~1000年置きに大規模な噴火を起こしていると説明。前回の大規模噴火は西暦1100年ごろで、タイミングから判断して「今回の噴火は、こうした大規模事象の一つのようだ」と話している。
2022年01月16日12時05分
時事通信