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スノーボードW杯HP最終第3戦 平野歩夢が2連勝で初の総合V 北京五輪“三度目の正直”へ最高の弾み
スポニチアネックス
スノーボード・ハーフパイプの平野歩夢
◇スノーボードW杯ハーフパイプ最終第3戦(2022年1月15日 スイス・ラークス)
男子は12人で争う決勝が行われ、五輪2大会連続銀メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)が93・25点をマークし2連勝で今季2勝目、通算5勝目を挙げた。スケートボードで昨夏の東京五輪に出場した平野歩は、今季のW杯種目別で自身初の総合優勝も果たし、2月4日開幕の北京五輪へこの上ない弾みをつけた。
平野歩は決勝1回目で、高難度の5つのトリックを完璧な着地で決めて93・25点をマーク。2回目は転倒があり得点を伸ばせなかったが、2位のジャン・シェラー(スイス)や3位のショーン・ホワイト(米国)、戸塚優斗(ヨネックス)ら同じ日本のライバルを抑えて優勝を飾った。
2位通過した予選後には、「徐々に自信を付けながら、ここまで順調に来ている。(五輪まで)残り試合も少ないので、その中で何ができるかを突き詰めて、自分にしかできないことを表現できればと思う」と話していた平野歩。21〜23日の冬季Xゲーム(米コロラド州アスペン)が五輪前最後の実戦となる見込みで、悲願の金メダル獲得へ“三度目の正直”となる五輪に挑む。
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