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【芸能】伊集院光、 TBSラジオ降板と「出禁」ニッポン放送との関係改善で古巣復帰もありえるか
1/14(金) 5:15
NEWSポストセブン
伊集院光、 TBSラジオ降板と「出禁」ニッポン放送との関係改善で古巣復帰もありえるか
タレントの伊集院光(54)がパーソナリティーを務めるラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)が今春いっぱいで終了することが発表された。同番組は、『大沢悠里のゆうゆうワイド』の後継として2016年4月にスタートした朝のワイド番組だ。
1月11日に放送された番組内で終了を報告した伊集院の口ぶりは、どこか棘のあるものだった。
「別に3時間でも4時間でも、どうして終わるんですかって話はできる。さすがにその時間がとれないなら、あまりたくさんのことを言うと、誤解のみを与えるんじゃないかってことで、とりあえず今日のところはこのご報告をしておく」
単純ではない経緯があることを示唆した伊集院は、「TBSラジオ上層部の方から『伊集院くん、今日はこんなふうなことを話したらどうですか?』ってご提案をいただきましたけど、それに従っていると、もはやラジオパーソナリティではないので、そちらのほうはご遠慮させていただきますけれども」と続けた。
昨年9月に『女性セブン』は、番組アシスタントを務めるフリーアナウンサー新井麻希(39)への伊集院のパワハラ疑惑を報じた。取材に対して、伊集院は「イレギュラーなことが起こるといろいろ想像をするのもわかるけど、そういうことは一切ないです」と否定したが、その直後の9月20日放送回をもって新井アナは降板、番組から去ることに。
ある芸能関係者は『女性セブン』の取材に対して、このようにも証言していた。
「最近の伊集院さんは、かわいがっていた犬を亡くしたペットロスもあり、精神的に不安定なようでした。だからこそ、若いスタッフはどう接していいのかわからないのでしょう。最近は、いつにも増して腫れ物に触るような空気が漂っていました」
TBSラジオのもうひとつの冠番組『伊集院光 深夜の*力』は4月以降も継続するが、伊集院と同局スタッフの間には溝が生じてしまったらしい。そんななか、一部のラジオリスナーが期待しているのが、伊集院の“古巣”ニッポン放送への復帰だ。
もともと伊集院は『伊集院光のオールナイトニッポン』、『伊集院光のOh!デカナイト』とニッポン放送でパーソナリティとして人気を集めたが、スタッフとの確執などがあり、TBSラジオに主戦場を移した経緯がある。
「伊集院さんは、ニッポン放送で当時スタッフだったM氏のことを『ニッポン放送と揉めた元凶ふたりのうち、ひとり』と公言し、完全にネタにしています。伊集院さんと初対面のとき、酔っ払っていたM氏は伊集院さんの挨拶を遮って、急に頭を掴み、『売れる匂いが全く*ぇ』と言い放ったそうです。2014年に伊集院さんがニッポン放送開局記念番組に出演した際、久々にM氏と再会したのですが、相変わらずの態度だったというエピソードをラジオで披露していました」(ラジオ番組のヘビーリスナー)
伊集院自身、“ニッポン放送は出禁(出入り禁止)になった”とネタにしていたが、そのM氏が近年ニッポン放送から離れたことで、伊集院が古巣に戻りやすい環境になったという指摘はある。
実際、伊集院とニッポン放送の距離はじわじわ近づいている。かつては2004年の開局50周年特番、2014年の開局60周年特番というタイミングでしかニッポン放送に出演しなかったが、2019年5月には和田アキ子にオファーされる形で『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』にゲスト出演した。同年6月、今度は『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』に登場し、さらに2020年5月には『さまぁ〜ず三村マサカズと小島瑠璃子の「みむこじラジオ!」』に3週にわたってゲスト出演。「出禁」と自虐していた時代と比べて、随分と関係は改善されているようだ。
1月12日に行われたニッポン放送の定例会見では、檜原麻希社長が今回の降板に「伊集院さんはラジオの世界だと、モンスターパーソナリティーだったと思う。夜もやりながら朝もやるのはすごい。まだ深夜放送は続けられるので、引き続き頑張ってほしい」と労う場面もあった。
伊集院は『伊集院光とらじおと』終了を報告する際、「『伊集院光じゃなきゃいけないんだ』って人たちに向けてしゃべって、『伊集院光じゃなきゃダメだ』って人たちと一緒に物を作ることだけは、ブラさずにやっていく」とも語っていた。
もちろん『深夜の*力』は継続するわけだが、かつてニッポン放送と確執が生まれてTBSラジオに移ったのと逆のことが起こる可能性もゼロではない?
https://news.yahoo.co.jp/articles/31d77bc8a5204018270f7ff0c023bcde9e80e59d