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【あるスーパーでの出来事から】夜回り先生・・・私は、無知でした。早急に銀行と郵便局との契約を解除します。
水谷 修(みずたに おさむ、1956年(昭和31年)5月8日 – )は、日本の教育者、元高等学校教諭であり、児童福祉運動家、ならびに教育評論家。水谷青少年問題研究所所長、花園大学社会福祉学部臨床心理学科客員教授。 神奈川県横浜市出身。幼少期を山形県南陽市で過ごす。神奈川県立横浜翠嵐高等学校、上智大学文学部哲学科卒業。
17キロバイト (2,496 語) – 2021年11月17日 (水) 15:11
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金利が安く、経済も停滞している世の中で、ある高齢者がスーパーのレジで小銭だけを持参して、支払いに時間を要している姿を目撃した。その背景にあるものとは?「夜回り先生」こと教育家の水谷修氏が日常の中で垣間見た光景を踏まえ、「もう銀行にも郵便局にもお金は預けない」と題して、思いをつづった
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先日、私の家の近くのスーパーでの出来事です。レジに並んだとき、私の前に一人のおばあちゃんがいました。その人は、会計の時に必死に1円玉や10円玉、そして100円玉で会計しようと苦労していました。当然時間がかかります。私の後ろに並んだ人たちは、文句を言わないまでも舌打ちをし、他のレジへと移動していきました。私はそのまま並んでいましたが、10分以上の時間がかかりました。
私は無知でした。今や小銭を一定枚数銀行や郵便局に預金することにも手数料がかかります。それどころか、銀行口座で紙の通帳を作ることにも毎年お金を払わなくてはいけないようになるようです。こんな*な話がありますか。
私の施設では、小さい子どもたちが必死で1円玉を集めています。私もスタッフも協力して、お財布の中の1円玉は施設に行くたびにプレゼントしています。それを、千円札や500円玉に代えるのに手数料を取る。こんな*な話がありますか。硬貨であれ紙幣であれ、どちらも国が発行した正式なものです。それをどちらに代えてもらおうがそれで手数料を取ることは、許される事でしょうか。
また、通帳を作ることに対して手数料を取る。確かに、通帳に関して、銀行や郵便局が国の定めで200円の印紙税を毎年支払わなくてはならないことは法律の規定です。でも、今まで、それをなぜ口座を開設する人から徴収してこなかったのでしょう。多分、今まで、銀行や郵便局がその金額を負担しても利益を得ることができる資金運用ができたからでしょう。今は、金利も安く経済も停滞しているために、そのような形で預金する人たちから徴収しようとしているのでしょう。でも、その金額は、印紙税の該当金額より多くの金額が報道されています。それなら、紙の通帳を作る人たちから、印紙税分をもらえばいいことです。それに、上乗せして多くのお金を取ることは、許される事でしょうか。なぜ、政府はこんなことを許すのでしょうか。
私と私の関係するすべての施設は、早急に銀行と郵便局との契約を解除します。すべてのお金の動きを、現金での移動とします。こんな金利が安い中で、銀行や郵便局に、*な手数料を払ってまで依存する理由はありません。1円でも、大切なお金を粗末にし、それで儲けようとする銀行や郵便局に明日はありません。どうぞ、大切な親へのプレゼントのために1円のお金を貯めている私の施設の子どもたちの哀しみをわかってください
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