阪神キャンプイン即、サバイバル紅白戦「ふるいにかける」矢野監督

キャンプイン即、サバイバル紅白戦！　阪神は12日、春季キャンプ日程と概要を発表した。

2月1日から1軍は沖縄県の宜野座村野球場で、2軍は高知県の安芸市営球場で行われ、休日はともに4、9、14、18、22日で、28日に打ち上げる。矢野監督は第1クールで紅白戦を組むと明言しており、発表された日程に照らし合わせれば、遅くても3日には実施する見通しだ。

昨春は球団史上最速の2月4日に紅白戦を6イニング行った。ルーキーの佐藤輝、中野もスタメンで出場し、西純ら若手が登板。いきなりのアピール合戦となった。矢野監督は早い段階で実戦を行う意義について「今のキャンプって、オレらの時代とは違って、練習試合やオープン戦も早い。そこからもう、ふるいにかけるので」と説明。今春は史上最速を更新する。

1軍の対外試合は練習試合、オープン戦で計8試合が組まれた。初戦となる8日の日本ハム戦（宜野座）も正式に発表。すでに日本ハムも11日の阪神戦（名護）を発表しており、ホーム＆アウェーで行われる矢野監督VS新庄監督の2番勝負は注目だ。メンバーの振り分けは後日、発表される。【桝井聡】

◆キャンプ観戦ガイド　2年ぶりに観客を入れての開催を予定し、インターネットによる事前予約が必要になる。受付は阪急交通社（https://www.hot-link.jp/index.php/HanshinTigers-camp-2022)。問い合わせは、阪急交通社大阪団体支店阪神航空営業課電話06・4795・5945（平日の午前9時半～午後6時）。新型コロナウイルス対策として入場はメイン球場のスタンド席などに限られ、人数制限を設ける。入場者にはワクチン検査パッケージを適用する。