今日1月12日は『桜島の日』

今日1月12日は『桜島の日』

今日1月12日は『桜島の日』

桜島村は後に桜島町と改名するが、2004年(平成16年)11月に同じく鹿児島市に合併され、現在に至る。現在、桜島は全域が鹿児島市に属し、桜島地区では7,329ha区域が霧島錦江湾国立公園に指定されている。 桜島の大部分を構成する御岳は南北に並ぶ北岳、中岳、南岳から成り、山腹に多く
81キロバイト (9,382 語) – 2021年12月27日 (月) 10:38

1914年(大正3年)1月12日、鹿児島県の桜島で、史上最大の大噴火が始まった。

この大噴火は通称「大正大噴火」と呼ばれ、その後約1ヵ月間にわたって頻繁に爆発が繰り返され、多量の溶岩が流出した。

一連の噴火によって死者58名を出した。 流出した熔岩は桜島の西側および南東側の海上に伸び、それまで距離400m・最深部100mの海峡で隔てられていた桜島と大隅半島とが陸続きになった。

また、火山灰は九州から東北地方に及ぶ各地で観測され、軽石などを含む降下物は東京ドーム約1600個分の約32億トンに達した。

噴火によって桜島の地盤が最大約1.5m沈降したことが噴火後の水準点測量によって確認された。この現象は桜島北側の海上を中心とした同心円状に広がっており、この中心部の直下、深さ約10kmの地中にマグマが蓄積されていたことを示している。

桜島は古代において「鹿児島」と呼ばれていたとの説があるが確証はない。

1334年(建武元年)頃の記録では「向嶋」と呼ばれており、「桜島」の名称が記録に現れるのは1476年(文明8年)以降である。その後しばらくの間、「向嶋」と「桜島」の名称が併存していたが、1698年(元禄11年)に薩摩藩の通達によって桜島の名称に統一された。

5代将軍・徳川綱吉へサクラジマミカンを献上する際に、江戸にも向嶋という地名があるのを考慮して、「向嶋」という名では手向かう、刃向かうと誤解されてはいけないと配慮し、サクラジマミカンと称するようにしたためだろうなどとも言われている。

「向嶋」の名称は、東西南北どの方向から眺めてもこちらを向いているように見えることに由来する。

「桜島」の名称の由来については諸説ある。 島内に木花咲耶姫命を祀る五社大明神があり島を咲耶島と呼んでいたが、いつしか転訛して桜島となった(『麑藩名勝考』『三国名勝図会』)。

10世紀中頃に大隅守を勤めた桜島忠信の名に由来する(『麑藩名勝考』)。

噴火により海面に一葉の桜の花が浮かんで桜島ができたという伝説に由来する(『麑藩名勝考』)。

この説は、焼酎のCMで紹介されたこともあり、最も県民に知られている。

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