あわせて読みたい
阪神ドラ4の大砲候補・前川右京 一軍帯同に望み…矢野監督「可能性はゼロにはしたくない」
阪神のドラフト4位・前川右京外野手(18=智弁学園)に、一軍キャンプ抜てきの可能性が出てきた。
9日が初日となった合同新人自主トレ。さっそく視察に訪れた矢野燿大監督(53)は、高校通算37発の前川について「ごくわずかというか、連れて行く可能性はゼロにはしたくない」と、一軍キャンプメンバー帯同の選択肢があることを明言した。
ただ、大砲候補はこの期待の言葉に「いきなり成長することはないので」と現状を冷静に分析。トレーニングを行った鳴尾浜の傍らでは、昨年、24本塁打の佐藤輝やリーグ最多勝の青柳が自主トレを行っていたこともあり「先輩の練習する姿を見てレベルが高い世界と感じた」という。
「もっともっと自分を磨いていかないといけないなという気持ちが強くなりました」と決意を語った前川。プロへの第一歩を踏んだことで、むしろ地道に実力をつけていく必要性を感じ取っていたようだ。