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阪神の新キャプテン・坂本誠志郎が大学生ルーキー投手のサポート約束
虎の新キャプテン・坂本誠志郎捕手(28)が大学生ルーキーたちに愛ある金言を送った。
今季の阪神はドラフト2位で鈴木勇斗(創価大)、同3位・桐敷拓馬(新潟医療福祉大)、同5位・岡留英貴(亜大)と大学生投手3人が入団。いずれも現状では一軍・沖縄キャンプスタートが濃厚で、即戦力としての働きが期待されている。
「新人とはいえ大学を卒業して入ってきて、ある程度、即戦力として考えられていると思いますし、やりやすい環境を作ってあげるのは、大事なことだと思います。去年の新人3人(伊藤将、中野、佐藤輝)が頑張ってくれましたし、自分たちもできると思って。チームが上に上がっていくために必要な力だと思います」と、チームを束ねるキャプテンとして献身的なサポートを約束した。
自らも数年前は明大から即戦力捕手として入団。キャンプのブルペンでは、投手と捕手としてのコミュニュケーション作りが必要不可欠なことは、肌身で感じてきた部分でもある。
そのうえで坂本は「今は実戦が早かったり、アピールする時間、タイミングが早くなってきている。しっかり1月の段階から準備して(キャンプに)入ってきてもらわないといけない」とし「ピッチャーが頑張ってくれてキャッチャーの仕事も成り立ちますし、新人に限らず、どのピッチャーでも、お互いが一緒にやっていくことが大事」と投球を受ける機会を楽しみにしている。
「球場でもそうですけど、宿舎とかでもコミュニュケーションを取る機会があると思う。『どういう人間なのか』とか、性格とかも知るチャンスはいっぱいある。プロで活躍するために力を貸してあげたり、僕も彼らから力を借りてやっていきたい」。
自らも6日から甲子園の球団施設で始動し、2月のキャンプインへむけ「寒いのでケガだけはしないように。走ったり、体をしっかり動かすこと。慣れさせることから」とコンディション作りに励む傍ら、後輩投手たちの操縦法も今からじっくりを思案している模様だ。