大丈夫?日本「先進国」から脱落目前!

大丈夫?日本「先進国」から脱落目前!

大丈夫?日本「先進国」から脱落目前!

♦日本で暮らす私たちは決して豊かではない

日本はOECDに加盟している先進国ではありますが、平均賃金や貧困率などの指標から見ると、決して豊かな国ではありません。むしろ、悪い方です。

「でも、日本のGDPは世界第3位でしょ?」と言われるかもしれませんが、それは単に現在の人口が多いからで、一人当たりの収入や暮らしの豊かさは、先進国の中でも後ろから数えた方が早いくらいです。

平成のはじめ頃は世界一の経済力を誇った日本でしたが、平成の終わりにはご覧のように斜陽国に転落してしまいました。

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日本は「先進国」から脱落目前、2022年は歯止めの正念場
日本は「先進国」から脱落目前、2022年は歯止めの正念場
半世紀の先進国時代の終わり?
OECD内で下がり続ける1人当たりGDP

 新年にあたって、日本の国際的な地位の変遷を振り返リ、いま日本が何をしなければならないか、を考えることにしたい。

 次ページにある図表1は、かなりショッキングだ。

 日本はこれまで約50年間にわたって先進国の地位を享受してきたが、いまそこから滑り落ちる寸前にあることを示している。

 1960年から現在にいたる各国の1人当たりGDP(市場為替レートによるドル換算値、世界銀行のデータ)について、OECD(経済協力開発機構、加盟38カ国)諸国の平均値を1とする指数の推移を示したものだ。

 日本は、1970年頃から約50年間にわたって、1人当たりGDPでOECD平均よりも高い水準を維持してきた。

 OECD諸国の平均値は先進国の水準を表す指標と考えることができるだろう。だがいまやその水準を維持できなってきている。

【日時】2022年01月06日 04:05
【ソース】DIAMOND Online
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