左肘のクリーニング手術を受けた阪神・高橋遥人が前向き 22年はフルで戦い抜く

左肘のクリーニング手術を受けた阪神・高橋遥人が前向き 22年はフルで戦い抜く

左肘のクリーニング手術を受けた阪神・高橋遥人が前向き 22年はフルで戦い抜く

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2022年がスタート。今年こそはと阪神・高橋遥人投手(26)は静かに闘志を燃やしていた。21年は春季キャンプで右脇腹を痛めて離脱。その後も上肢のコンディション不良もあって、1軍初登板は9月だった。

これまでも左肩のコンディション不良など、けがが続いていた左腕だが、昨年12月には「毎年、けがをしているんですけど、一番うまくいかなかったのが今年(21年)なんで。なかなか先が見えなかったというのがこれまで4年間で一番きつかった」と苦悩を明かした。

復帰後は2完封を含む4勝2敗、防御率1・65と優勝争いの中で好投を続けたが、シーズン終了後には左肘のクリーニング手術を受けた。それでも、今回は前向きだった。

「今回のはめどがあるので。(状態が)どのくらいになったら、こうなるという段階を踏めるという日にちが決まっているので。焦りとかはないです」

亜大時代も1年生の5月に同じ手術を受け、復帰後は大学4年間を投げられたことも前を向ける材料になっている。

リハビリ段階のため、このオフはトレーニングが中心。「けがしてトレーニングしかできないので。その代わり、しっかりやらないと。ちょっとでもやらないと置いていかれるんで」と強い覚悟も持ちながらトレーニングに励んでいる。

「投げなきゃいけないと思うんで。投げ始めてからけがしないようにして」と意気込んだ高橋。これまでの4年間は期待されながらもけがに泣いてきた。退寮もして迎える今年はフルで戦い抜く。(菊地峻太朗)


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