阪神・岩貞、熊本県益城町へ６０万円相当の野球用品を寄贈

　阪神は２７日、岩貞祐太投手（３０）が熊本県益城町役場を訪問し、同町の少年野球チームや小学校、中学校などに、今季のホールド数に応じた金額６０万円（１２ホールド×５万円）相当の野球用品の寄贈を行ったと発表した。

　岩貞は「震災から５年が経過して、道も新しくなったり、きれいになってきた街並みを見て、復興が進んできていると感じることができることはうれしいですし、熊本の復興にこういう形で貢献をすることが自分自身の１つの大きなモチベーションになっています。これからも、熊本の子どもたちが、元気に大好きな野球に打ち込める環境を整えるために、この活動に取り組んでいきたいと思います」とコメントした。

　熊本出身の岩貞は、１６年の熊本地震発生以降、「復興支援」と「子どもたちへの野球振興」を目的に、少年野球チームへの用具寄贈などを継続して行っている。