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沖縄やんばる地域の魅力・絶景スポット
〈沖縄世界旅編〉でやんばる3村を巡る旅
※ご覧の記事は沖縄県・沖縄観光コンベンションビューローの提供でお送りいたします。
バスガイドさんの案内で全国の名所をめぐる公式生放送『ニコニコバスツアー』。
12月5日(日)の放送は、沖縄世界旅編と題し、沖縄本島北部3村(東村・大宜味村・国頭村)の旅をお届けしました。
美しいビーチや、コーヒー園、シークヮーサージュース工場。そして、世界自然遺産「やんばるの森」と、たくさんの観光スポットを巡る旅。
沖縄の景色はもちろん、絶品グルメの数々も紹介する6時間近い大ボリュームの放送となりました。
この記事では、沖縄本島北部3村のバスツアーの模様を、ギュッと凝縮してハイライトでお届けいたします。
今回のツアーのテーマは『沖縄で世界旅』です。
沖縄は、アメリカ・ハワイ・アジア・琉球といった、様々な文化が入り混じった“チャンプルー文化”が根付いています。
コロナ禍でなかなか海外旅行にいけない今日。沖縄には日本にいながら海外気分を味わえるスポットがたくさんあります。
そんな沖縄の、異国情緒や食文化が味わえる特集サイトが公開されています。
沖縄本島北部の3村(東村・大宜味村・国頭村)を巡る今回の旅も、「沖縄で世界旅」の一要素になっています。
ユネスコ世界遺産に登録された「やんばるの森」
今年7月26日、「ユネスコ世界自然遺産」に登録されたやんばる地域と呼ばれる沖縄本島北部の3村(東村・大宜味村・国頭村)を巡る今回の旅。
バスの出発前、まずは地図でやんばる地域の場所が示されて、今回巡るエリアを確認します。
続いて、やんばる野生生物保護センターの安藤さんが登場。“奄美・沖縄”が世界自然遺産登録された理由と経緯について、資料を示しながら語ってくれました。
安藤さんによると、「やんばる地域は、世界的にも数少ない亜熱帯常緑広葉樹林地域。過去には大陸と地続きだったため、とにかく生物多様性がすごい。国内希少種の約40%がこの地域にいる」とのことです。
世界自然遺産「やんばるの森」について学んだところで、いよいよバスツアーの出発です!
「慶佐次ウッパマビーチ」はエメラルドの海が広がる
最初のスポット、白く美しい砂浜が魅力の「慶佐次(げさし)ウッパマビーチ」へと降り立ちます。
雑木林を抜けると……白く美しい砂浜と、エメラルド色の海!「綺麗だなー」「すごい色!!」と、たくさんの視聴者コメントが寄せられました。
軽石が沖縄周辺に一部漂着しているという報道もありますが、慶佐次ウッパマビーチにはあまり漂着していないとのこと。
また、ボランティアによる軽石の除去作業が行われて、きれいな砂浜が保たれているそうです。
「東村ふれあいヒルギ公園」で、マングローブの生きものたちと出会う
「東村ふれあいヒルギ公園」に到着すると、雄大なマングローブ林が広がります。
東村観光推進協議会 事務局長・小田さんの案内で遊歩道を散策します。
マングローブの近くまで行くことのできる遊歩道には、カニが上がってくることも多いようで、夜になると「カチカチカチカチ」と、カニの演奏会が始まるそうです。
この日は、マングローブの根元にカニやハゼといった、生きものの姿を見ることができました。
採れたてのコーヒーチェリーを味わえる「又吉コーヒー園」
次なる目的地「又吉コーヒー園」では、又吉オーナー自らが園内を案内してくれました。
コーヒーの木に生っているコーヒーチェリーを食べてみると、甘くてフルーティーな味わいだそうです。
炒りたてのコーヒー豆は芳醇な香りで、ドリップしたコーヒーは苦みも少なくフルーティーで優しい味わいです。
又吉コーヒー園では収穫体験から、収穫したコーヒーチェリーをコーヒーにして飲むまでを体験できます。また、又吉オーナー厳選の農園からダイレクトトレードで仕入れたコーヒー豆の販売も行っています。
シークヮーサージュースが出てくる“夢の蛇口”
続いてバスが到着したのは、「大宜味シークヮーサーパーク」です。ここには、シークヮーサーをジュースにする工場があります。
まず、スタッフの方々に「夢の蛇口」へと案内してもらいます。
この「夢の蛇口」、蛇口をひねると、工場で搾りたてのシークヮーサージュースが注がれます。ここではシークヮーサージュースが飲み放題となっています。
シークヮーサージュースは、ほどよい酸味と爽やかな香りが癖になる味わいです。
続いて、シークヮーサーがジュースになるまでの工程を見学しました。
シークヮーサーの収穫シーズンは9月~12月です。12月に近づくほど苦みが少なくなりますが、9月頃の酸味が強く苦みの感じられるシークヮーサーの方が栄養価は高いそうです。
工場見学が終わると、番組の視聴者にシークヮーサージュースを特別価格で販売することがお知らせされました。
気になった方はコチラ。 (特別価格での販売は12月31日まで)
「田嘉里(タカザト)集落」から泡盛蒸留所の「やんばる酒造」へ
次なる目的地は沖縄の原風景が色濃く残る「田嘉里(タカザト)集落」。
3つの村が合併してできたという田嘉里(タカサト)集落に到着すると、金城さんのガイドで散策がスタートします。
民家や祠(拝所)、湧き水井戸などを見学しました。
続いて、田嘉里で泡盛の蒸留を行う「やんばる酒造」を見学します。
泡盛は、出荷までには1年~20年ほど寝かせますが、寝かせれば寝かせるほど黒糖のような甘味が加わるそうです。
なかなか見ることのできない、泡盛が作られる工程をたっぷりと見学することができます。
もちろん、完成した泡盛を購入することも可能です。
「国頭港食堂」で地元の海鮮グルメを味わう
続いて、絶景を眺めながら絶品グルメが味わえる国頭港食堂に移動して、お食事タイムです。
地元食材を活かした地魚フライ定食と魚汁定食が運ばれると、視聴者からも「食べたい」「いいないいなー」といったコメントが寄せられました。
波の音を聞きながら食べる海鮮料理は最高です!
「道の駅 ゆいゆい国頭」で沖縄天ぷらを食べてみた
世界自然遺産「やんばるの森」を紹介する前に、「道の駅 ゆいゆい国頭」へと立ち寄ります。
魅力的な売店がたくさん並ぶゆいゆい国頭の売店で、小腹を満たせるものを物色!フリッターのようなサクサク感で、地元でも人気の沖縄天ぷらに舌鼓を打ちます。
現地スタッフによると、沖縄天ぷらにはウスターソースをかけて食べるのがオススメだそうです。
続いて、お土産品コーナーへ。シナモンのような香りと深い味わいが魅力で、パッケージもおしゃれな国頭村特産品“からぎ茶”が一番人気の商品とのこと。
ミルクを入れてチャイのような感覚でも美味しくいただけるそうです。
世界自然遺産「やんばるの森」は奇跡の森
世界自然遺産「やんばるの森」は、生配信用の電波が届かない、まさに“秘境”です。また、通常のバスではなく、環境に配慮した電気バス「やんばる黄金号」のツアーが実施されています。
そのため、ここからは事前に収録した動画を見ながら、やんばるの森の専門ガイドの上開地広美(かみがいち ひろみ)さんに生解説していただきました。
上開地さんより、「やんばるの森」観光ならではのエチケットとして、「靴の泥落とし」が説明されます。靴底の泥に交じった外来種のタネが運ばれることで生態系に乱れが生じないようにするため、靴に付いている泥を落としてから「やんばるの森」に入るのだそうです。
また近年、ヤンバルクイナなどの生きものが車両とぶつかって、死んでしまう「ロードキル」が問題になっています。
そのため「やんばるの森」では、走行中の生きものの飛び出しにも対応できるように、時速20km程度での走行を心がけていることが上開地さんより語られました。
バスが世界的にも稀有な亜熱帯照葉樹林に入ると、そこはまさに奇跡の森!
森全体のおよそ70%を占めるというイタジイの木、日本最大のシダ植物・ヒカゲヘゴなどが生え、その雰囲気は“太古の森”といった様相。
この森には、ヤンバルクイナをはじめ、ノグチゲラ、ケナガネズミ、オキナワトゲネズミ、リュウキュウヤマガメ、ヤンバルテナガコガネなど、世界中でやんばるの森にしか生息していない固有種が数多く暮らしています。
続いて、バスから降りて、やんばるの森を歩きます。
ガイドの上開地さんに数々の植物を紹介してもらいながら森を進みます。なんと、上開地さんは、ほとんどの植物の実を食べているとのこと。
味を解説するという独特のガイドに、視聴者のコメントでも「なんでも食べちゃうお姉さん」「味見してて草」「だいたい食べてる」と笑いが広がりました。
案内付きで「やんばるの森」を巡るツアーはコチラからご予約することができます。
映画のワンシーンのようなサンセットが見れる「オクマプライベートビーチ&リゾート」
バスツアー最後の目的地は、10万平米の広大で美しい敷地を誇るリゾートホテル、「オクマプライベートビーチ&リゾート」です。
沖縄県内でも珍しい天然のプライベートビーチとなっており、映画のワンシーンのような美しすぎるサンセットがお目見えしました。
番組の最後には、バスガイドを務めてくれた歌川さんが、見事な三線弾き語りで「海の声」を披露。
美しい景色と、透き通る歌声に包まれながらのエンディングとなりました。
ユネスコ世界自然遺産登録された「やんばるの森」の歴史や成り立ち、そして見どころたっぷりの魅力あふれる観光スポットの数々。さらに、絶品グルメの紹介とボリューム満点でお送りした今回のバスツアー。
また、本ツアーでは立ち寄れませんでしたが、 やんばる国立公園 大石林山、フードリボン、ヤンバルクイナ生態展示施設 クイナの森も番組内でご紹介しました。こちらもぜひチェックしてみてください。
本記事をご覧の皆様も、沖縄本島北部3村(東村・大宜味村・国頭村)へと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
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