【中央日報】 韓国国立中央博物館長「第2展示館設置時には日帝強占期室新設」
30日、ソウルの国立中央博物館常設展示館の新たに改編された大韓帝国室で関係者が展示を確認している。[写真 聯合ニュース]
韓国国立中央博物館の兪弘濬(ユ・ホンジュン)館長が、現在建設を推進している常設展示室第2館の完工時に「日帝強占期室」を新設するという計画を明らかにした。
兪館長は30日、常設展示室1階「大韓帝国室」の改編公開を迎えて開かれた記者懇談会で、「国立中央博物館の最後は朝鮮で終わり、大韓民国歴史博物館が公式に扱う時期は1945年の光復(解放)以降という点で、歴史年表上日帝強占期が空いていることが問題」としながらこうした計画を明らかにした。国立中央博物館の常設展示室は先史・古代館、中近世館など7館39室で構成され、9884点の遺物を展示しているが、1910年~1945年の日帝強占期に特化した展示室はない。
兪館長は「日帝強占期がつらい時期で避けた部分もあるが、どのような形であれ博物館で歴史に光を当てて反省し回想するそのような場所がなければならない。歴史意識で最も重要なのは時代区分で、それを要約したものが年表だが、(日帝強占期室がなく)この年表が空いている」と指摘した。その上で「現在は空間が不如意だが第2館設置を推進中で、その時になれば常設展示全体を改編し日帝強占期室を新設できるだろう」と話した。
兪館長は今年初めに開かれた寛勲フォーラムで常設展示室第2館の建設推進の意向を明らかにしていた。この数年間の観覧客の急激な増加にともなうインフラ不足が主要な背景だ。国立中央博物館は1~6月に379万5400人が訪問し、昨年上半期の271万6323人より39.7%増加した。昨年の年間650万人の観覧客を超える兆しもみられる。博物館は第2館の敷地問題を国土交通部と文化体育観光部と緊密に協議している段階だ。
兪館長は「大韓帝国室」の改編と関連し、「国権を喪失したためこれまで大韓帝国を評価するのに慎重だったのは事実。
だが大韓帝国が自らの努力で時代的転換を準備していたという事実を記憶することは韓国の歴史で近代の出発をしっかりと振り返るために重要な過程」と述べた。
9カ月にわたり休館していた大韓帝国室はこの日「国璽勅命之宝」「安重根義士遺墨」、「デニー太極旗」などの宝物7点を含んだ遺物65点を公開し再開館した。これまでよりやや拡大した13.3平方メートルの空間を通じ、1897年から1910年まで13年間存続した大韓帝国の近代主権国家指向努力を盛り込んだ。
日帝の植民支配拠点だった朝鮮総督府庁舎(1926年竣工)が1996年に撤去される際に発見された上梁文銅板と定礎を刻んだ銀板が初めて公開された。ソ・ユンヒ学芸研究官は「人工知能(AI)を活用して高宗(コジョン)、純宗(スンジョン)ら実在の人物を映像化し展示室デザインに大韓帝国期の近代建築様式を反映するなどアクセス性を高めた」と説明した。
2026.07.30 16:40
https://japanese.joins.com/JArticle/352815