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【韓国】『日本の放射能汚染水流入』リアルタイム(実時間)監視体系構築
https://youtu.be/FXpq4yNI6Uc
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<アンカー>
日本政府による福島原子力発電所の放射能汚染水放出計画が具体化され、我々の海域の汚染と水産物の安全性に対する懸念が高まっています。
忠南(チュンナム)西海(ソヘ=黄海)の漁業指導船が冷却水として使用される海水を活用して、放射能物質をリアルタイム(実時間)で捕集できる技術を取り入れ、放射能汚染の対応に乗り出しました。
ホン・ヂョンピョ記者が報道します。
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<レポート>
2023年の春から本格化する見られる日本の福島原子力発電所の汚染水放流。
放射性物質を取り除き、海水で希釈してから放出するとはいえ、大量の放射能物質が含まれる可能性が高いです。
忠南の漁業指導船に設置された、韓国原子力研究院の放射能リアルタイム測定器です。
船舶の機関室の冷却水供給管に接続されて、船が運航しながら冷却水として使用する海水を1分単位で測定します。
地上の放射能測定器を、海でも使用できるように考案しました。
<チャン・ミ(韓国原子力研究院原子力環境室)>
「セシウムなどの(核種は)エネルギーを放出するのですが、そのエネルギーを感知して、何らかの核種の存在が疑われる場合は我々にアラームが来ます」
沿岸地域を中心に放射能監視体系(システム)が備えられていますが、このように海上でリアルタイムに放射能物質の検出に乗り出したのは、今回が初めてです。
固定式の監視システムと比較すれば、目標地域に対する能動的な監視が可能で、何よりも早期探知によって汚染と判断された場合は敏速な対処が可能です。
<ヤン・スンヂョ(忠南道知事)>
「汚染水放出の中止を求めるべきです。その後の措置として、これまでに行われてきた様々な被害の発生について、強力に損害賠償を求める(べきです)」
漁業指導船に設置された放射能測定器は今後5年間稼動する予定で、他の行政船にも追加で設置するなど、監視網を広げて行く計画です。
KBSニュース、チャン・ミでした。