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仏韓首脳会談、ホルムズ海峡の安定に向け協力-G7サミットに韓国招待
ソウル入りしたマクロン氏は韓国の李在明大統領と首脳会談を行い、「中東情勢について詳細に協議した」と説明。停戦後に「ホルムズ海峡の安定化やより広範な地域で有益な取り組みが可能になる」との認識を示し、「戦略および防衛分野で関係を強化したい」と述べた。
主要7カ国(G7)の議長国となっているフランスが6月に開くG7サミット(首脳会議)に韓国を招待したとも発表した。
中東で激化する紛争は、世界の石油や液化天然ガス(LNG)輸出の2割が通過する要衝ホルムズ海峡の航行を妨げている。事実上の封鎖により原油価格は上昇し、今後の供給不足への懸念が高まっている。
中東からのエネルギー依存度が高い韓国は、すでに追加予算を打ち出し、省エネを呼びかけている。
マクロン氏はソウルでの記者会見で、すべての当事者に対し真剣な対応を求め、北大西洋条約機構(NATO)の軍事的関与に疑義を投げかける米国の姿勢は信頼を損ない不確実性を高めていると指摘した。
2日夜には英国やフランスなど約40カ国が参加し、イランへの外交的働きかけを含む海峡再開に向けた方策を協議した。米国は不参加だった。
マクロン氏は、フランスと韓国がどのような「有益」な行動を取るかについて具体的には触れなかった。同氏はこれに先立ち、ホルムズ海峡の封鎖解除やイランの核開発阻止を目的とした軍事介入は「可能性が低い」との見方を示していた。代わりに、イランとの協議や停戦、イランの核能力を監視する長期的枠組みの必要性を訴えた。
李氏も、具体的な協力の内容には踏み込まなかった。李氏は、マクロン氏と「中東戦争によって生じた経済・エネルギー危機に共同で対応するため、政策経験や戦略を共有することで一致した」と語った。
イラン危機や安全保障協力に関する協議に加え、両首脳は原子力や人工知能(AI)、半導体、重要鉱物のサプライチェーン分野での協力強化にも合意し、一連の覚書を締結した。
4/3(金) 15:40 Bloomberg
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ad67de328f79830011cd0aa09389923c018944e



