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識者「『3DO REAL』発売から32周年、プレステ・サターンに敗れた3つの理由」
根本的な問題は、3D時代に対応できる性能がなかったことです。
本製品は米3DO社が提唱した「マルチメディア」端末の統一規格「3DO」を実装したハードであり、3Dは軽めにしか盛り込まれていません。そもそも3Dゲーム化の加速は「初代プレステが3D主軸の設計」と「セガがアーケードで3Dタイトル成功」という偶然が重なった結果でもあり、それを設計に織り込めないのも無理はありません。
第2に、3DO社が「ハードからもソフトからもロイヤリティを取る」モデルを採用したため、ともに高価になったことです。通常、ゲーム機は「本体を安価・赤字覚悟で売り、ソフトやサードパーティのライセンス料で元を取る」ものですが、3DOは真逆でした。
さらに松下は家電メーカーで、ゲーム業界のノウハウもサードとの繋がりもなく、国内タイトルをほとんど集められませんでした。ソニーの場合、任天堂に音源チップを納入していた経緯や、自ら開発ツールを提供するなど、ゲーム業界への取り組みに大きな違いがありました。
総合すれば「なぜ失敗したのか」より「なぜ成功すると思ったのか」の感が強くあります。それでも『スパⅡX』など優れた2Dゲームを得られたのは救いといえそうです。
本製品は米3DO社が提唱した「マルチメディア」端末の統一規格「3DO」を実装したハードであり、3Dは軽めにしか盛り込まれていません。そもそも3Dゲーム化の加速は「初代プレステが3D主軸の設計」と「セガがアーケードで3Dタイトル成功」という偶然が重なった結果でもあり、それを設計に織り込めないのも無理はありません。
第2に、3DO社が「ハードからもソフトからもロイヤリティを取る」モデルを採用したため、ともに高価になったことです。通常、ゲーム機は「本体を安価・赤字覚悟で売り、ソフトやサードパーティのライセンス料で元を取る」ものですが、3DOは真逆でした。
さらに松下は家電メーカーで、ゲーム業界のノウハウもサードとの繋がりもなく、国内タイトルをほとんど集められませんでした。ソニーの場合、任天堂に音源チップを納入していた経緯や、自ら開発ツールを提供するなど、ゲーム業界への取り組みに大きな違いがありました。
総合すれば「なぜ失敗したのか」より「なぜ成功すると思ったのか」の感が強くあります。それでも『スパⅡX』など優れた2Dゲームを得られたのは救いといえそうです。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/e31deb1fdf409b873d994103ed452168b4a3529c








