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元阪神の今岡真訪さんが野球教室 打撃のこつ、ボール使い熱心に指導 兵庫・加東
プロ野球・阪神タイガースなどで活躍した今岡真訪(まこと)さん(47)による野球教室が19日、兵庫県加東市藤田の社第2グラウンドであった。北播磨や同県姫路市から参加した約50人の小中学生球児が、今岡さんから打撃のこつなどを教わった。
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今岡さんは同県宝塚市出身で、阪神の主力選手として、2003、05年のリーグ優勝に貢献した。12年に現役を引退し、18~21年には千葉ロッテマリーンズでヘッドコーチなどを務めた。
同県西脇市を拠点に活動する中学硬式野球チーム「北播リトルシニア」が主催。読売ジャイアンツOBで同チーム監督の藤本貴久監督の発案で実施した。
今岡さんはこの日、昼すぎに会場に到着。球児からあいさつを受けると、早速打撃理論を伝授した。打撃で意識する体の回し方について、ボールを使って熱心に指導。「構えやバットの持ち方などは人それぞれだが、体の使い方は同じ」などと解説した。
「比也野クラブ」から参加した男児(11)は「今岡さんの話は勉強になった。ぼくは背が低いけど、強い打球を打てる打者になりたい」と力強く語っていた。(杉山雅崇)