あわせて読みたい
世界が注目する光化門でのBTSのカムバックコンサート、安全に『まさか』はない=韓国報道
当日、光化門には最大で26万人の人出が予想されている。単に多くの人が集まるだけでなく、特定の時間帯や地点に人が一斉に押し寄せるため、危険度が高まる。光化門広場は開放型の空間だが、進入路や地下鉄の出入口、横断歩道、路地など、「ボトルネック」が発生する可能性のある場所が多い。また、公演中にステージに近づこうとする動きが発生したり、公演直後に観客が同時に移動した場合、密集度が急激に高まる可能性がある。
さらに、良い場所を確保するための徹夜での野宿は、別の危険を引き起こす可能性がある。光化門に集まる人々が利用するトイレの確保や、多くの人々が持ち込む荷物をどうすれば混乱を減らせるかを考える必要もある。
外国からの訪問客もかなりの数が予想されるため、万が一の事態に備えて多言語案内や緊急情報伝達システムを作動させる必要がある。これに対し、行政安全部をはじめとする政府機関やソウル市、警察、消防当局などが管理対策に全力を尽くしている。
われわれ韓国人は、2022年10月29日のイテウォン(梨泰院)での事故の痛みを今も忘れずにいる。事故の原因はさまざまだが、変わらない事実はこの事故により159人の命が奪われたという点だ。「安全規則は血によって書かれる」という表現はありふれているかもしれないが、惨事の記憶の前では決して軽く流すことはできない。非常に多くの人がひとつの空間に密集した瞬間、危険は予告なしに現実化する可能性がある。
韓国の文化大国としての地位は、華やかな舞台演出だけに現れるわけではない。数十万人が集まっても事故なくイベントを終える能力こそが、真の世界的都市の競争力だ。われわれはすでに高い代償を払っている。その記憶を再び呼び起こすことは残酷だが、忘れることはさらに危険だ。
「まさか」から始まった事故が繰り返されないよう、その「まさか」を消し去らなければならない。





