BTS復活…でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている

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BTS復活…でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている

1: ばーど ★ 2026/03/02(月) 12:20:51.12 ID:sn9bL8JO
<BTSや映画・ドラマを先頭に、世界を席巻してきた韓国のポップカルチャー産業が苦境に立っている。韓国国内の消費低迷が原因だが、実は構造的な問題も抱えている>

『バトル・オーシャン 海上決戦』1761万人、『エクストリーム・ジョブ』1626万人、そして『神と共に 第1章:罪と罰』1441万人。韓国国内の映画歴代観客動員数トップ3である。韓国の人口が5000万人余りだから、『バトル・オーシャン』は0歳児から100歳超の韓国人の3人に1人以上が見た計算になる。韓国人がいかに映画を愛してきたかが分かる。【木村 幹(神戸大学大学院国際協力研究科教授)】

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国外進出が注目される韓国のポップカルチャーだが、映画やドラマといったコンテンツの躍進の背景に、実はこうした韓国人自身の大きな消費がある。例えば、先の『バトル・オーシャン』は国外でヒットせず、日本では劇場公開さえされていない。

その韓国のポップカルチャー産業が苦境に立っている。背景にあるのは、先に述べた韓国国内での消費の低迷である。韓国国内での映画の年間観客総数は2020年の新型コロナ禍以後大きく落ち込み、歴代観客動員数上位のうち、20年以降の作品は6位の『ソウルの春』だけである。25年の年間観客総数も同様に低迷し、19年の半分に達しない見込みだ。ドラマの制作本数も22年をピークに減少を続けている。

■国外から国内への成功の還流で、投資を回収する

とはいえ、韓国ポップカルチャー産業の苦境は、ある意味で彼らが依拠してきたビジネス戦略の帰結でもある。これまでは、国外での普及に適した普遍的かつ分かりやすいメッセージの作品を制作し、これをYouTubeをはじめとするネット上の媒体で宣伝、普及させることで成功してきた。そこでは「インターネット映え」が重視され、貴重なコンテンツの一部を無料に近い形で提供するのも辞さなかった。

とはいえ、それだけでビジネスとして成り立つはずがない。だからこそ、音楽産業ではダウンロード数の低下を補うために、韓国国内には存在しない日本の大型ドームでのコンサートやイベントを頻繁に開催し、収益を上げるモデルをつくってきた。リアルな市場の重要性は映画やドラマにおいても同様であり、ここで重要だったのが韓国国内市場だった。『パラサイト 半地下の家族』やBTSが典型的だが、国外における成功はそれにより国内でのさらなるブームを巻き起こし、その結果投資を回収できた。韓流現象の一部を支えてきたのは、豊かになった韓国社会だったのである。

■買いたたかれ、画一化が進む

しかし新型コロナ禍後のリアルな市場の縮小により、このモデルは次第に機能しなくなっている。韓国では地上波をはじめとするテレビの存在感はもはやなく、人々は映画やドラマを主としてネット上で消費している。こうした状況は結果として、ネットフリックスをはじめとする大型プラットフォームへのコンテンツ産業の依存を大きくさせる。映画やドラマもネットの形式に見合ったものとなり、プラットフォーム上での再生回数を競い合う。

しかし作品が大型プラットフォームの形式に適合し、全てが「月額890円」で見られるなら、人々はもはや劇場に足を運ばなくなる。苦境に陥ったコンテンツはプラットフォームに買いたたかれ、その単価を次第に下げていく。それこそが実情である。

韓国のポップカルチャー産業の苦境は、固有の現象というより世界で進む巨大な動きの一部にすぎない。アマゾンやネトフリ、ウーバーイーツが隆盛を極める一方で、書店や新聞販売店がなくなり、映画館やケーブルテレビ、街角の食堂も姿を消していく。プラットフォーム覇権の中、出版産業や映画産業のコンテンツは買いたたかれ、いつしか画一化が進む。だとすれば、韓国のポップカルチャー産業がここから脱出するのは極めて難しい、のかもしれない。

木村 幹(神戸大学大学院国際協力研究科教授)

3/2(月) 11:00 ニューズウィーク日本版
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb58abc9c311773df1e8934ba4b9075ffb40bbc2

引用元:https://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1772421651/


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